「ウタマロ石けん」の意外と知らない“3つのNGな使い方”「緑色に意味があったなんて…」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。頑固な汚れを落としながら漂白までしてくれる「ウタマロ石けん」。生地にやさしいうえに、除菌・消臭も同時にできる優秀さがありますが、使用する際は注意点もあるんです。ここでは、ウタマロ石けんを使うときに気を付けたい注意点についてご紹介します。
え?知らなかった…。◆正解を見る◆⇒「ウタマロ石けん」が緑色のワケ
NGその1.色や柄つきのものを洗う
ウタマロ石けんは生地にやさしい成分を使っています。しかし、汚れをしっかり落として白さを取り戻すために「蛍光増白剤」が含まれているため、色や柄があるものを洗うのには不向きです。
汚れが落ちると同時に、変色や色落ちを引き起こす恐れがあります。100%色落ちするとは限りませんが、少なからずリスクがあることは覚えておきましょう。
大事な衣類や布製品は、おしゃれ着にも使える「ウタマロリキッド」がおすすめです。
NGその2.石けんをこすったらすぐに洗い流す
爽やかな緑色が特徴的なウタマロ石けんですが、この色には意味があります。
ウタマロ石けんは、汚れにしっかりと石けんをこすりつけ、馴染ませて落とすのが正しい使い方です。揉み洗いの目安は、衣類についた緑色が消えるまで。つまり、この緑色はきちんと石けんを揉みこむための目印なんです!
そのため、石けんを塗り込んだことに満足して、すぐに水洗いするのは間違い。石けんがついただけでは汚れは十分に落ちませんので、緑色がなくなるまで揉み洗いしましょう。
NGその3.お風呂場に保管する
石けんを繊維の中に入り込みやすくするために、ウタマロ石けんは“あえて”水に溶けやすくつくられています。
そのため、水気のある場所に置きっぱなしにするのはNG。石けんが溶けて崩れる恐れがあります。
お風呂場に置くのも、避けた方が無難です。ウタマロ石けんに水がかかってドロドロになる可能性がありますので、戸棚など水気のない場所に保管しましょう。
ウタマロ石けんは正しい使い方で
汚れに直接塗り込んで使うウタマロ石けんは、適切に洗うことで漂白・除菌に役立ちます。
ただし、使い方を間違うと効果が半減したり、色落ちや変色を引き起こす場合がありますのでご注意を。
保管場所にも気を付けて、正しい洗い方で日々の洗濯に役立ててください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア