柴犬あるある、落ちてる物はとりあえずくわえてみるとこ
今週の「柴犬のここが好き」
落ちてる物はとりあえずくわえてみるとこ。
その後は…
誰も興味を示してくれなければ「ぽいっ。」
ご主人が取り返そうとしたら、交換条件出して遊びがスタート!
これってご主人が"だいじ"なやつかな?
ご主人の反応を見て駆け引きできそうならおやつゲットのチャンスです。
(返して欲しいならウマウマください。
ひっぱりっこしますか?破れるちゃうかもしれませんよ?
ほらほら〜)
"だいじ"なものを柴犬さんの手中ならぬ口内に収まっているわけですから、ご主人の立場は弱いものです。
いかに破らないように、よだれで濡れないように取り返すか。
ウマウマを見て目を輝かせ、ふと口元が緩んだ瞬間がチャンスです。
しかし、一歩出遅れてしまうと、柴犬さんの鉄壁のガードに阻まれ、
(そういう考えなんですね。では、こちらもそういう態度を取らせてもらいます)と、噛んでいる力が一段強くなったり…
口からは離してくれても手でしっかり押さえていて、いつでも力を入れられる状態にしてご主人を揺さぶったりするのです。
特にだいじなものではないときは思う存分ひっぱりっこを楽しむのがいいですが、何を落とし、何を拾われてしまったか、が重要になってきます。
柴犬さんに弱みを握られるのは恐ろしいことです。笑
今週のおまけ
別に大事ではないものを拾われた時の結末です。
交換条件を出されても飲むことはありません。
したがってひっぱりこもしなければ、一瞬の隙をついて奪い返す一連のやりとりはないのです。
つまらないこよみさん。
やりきれない気持ちをぶつけたのでしょう。
こんなもの、こんなもの!
お得意の『ちぎちぎブンブン』です。
ちぎっては文を繰り返し、ここまで見事に箱を解体したようです。
いつどのタイミングでついたのかは分かりませんが、自分がちぎったひとかけらがなんとまあ見事にマズルにくっついたようです。
全く気づいていないご本人。
くっつけたままこちらをじっと見やるので、かわいくてたまらないのです。
この写真があと何カットあるのかはご想像にお任せします。
しかし、ここにくっついていたら見えないでしょうか?
人だったら気づきますよね。
ピントは合わなくても何かが乗っていることは見えるし、その前に鼻に何か乗っている感触があります。
柴犬さんはびっしり毛に覆われているから、そのあたりの感覚は鈍いのかもしれませんね。
ピントが合わないものは認識しないのかもしれませんし。
いいのよかわいいから。
後片付けもせずにちぎりっぱなしでどこかへ行ってしまってもいいのよ。
「かわいいは全てを超える」なんでも許されてしまう。
柴犬界ではそれが通用してしまうのですよね。
作者紹介:ここ柴
京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。