渋谷ヒカリエで岡山県・邑久町の<邑久カキ>提供 サステナブルな漁業で育てられた牡蠣?
水産業に関するコンサルティング事業などを行う株式会社UMITO Partnersは2月7日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエ内にある「d47食堂」で、サステナブルな漁業を目指す漁師を応援する「UMITO SEAFOOD」を使った特別メニューを提供開始しました。
今回のメイン食材には、瀬戸内海に面する岡山県瀬戸内市邑久町で育てられた「邑久(おく)カキ」を使用。2019年に国際エコラベル認証を取得した株式会社マルト水産による養殖牡蠣です。
本取り組みは、ディアンドデパートメント株式会社と協力して実施。4月末まで提供される予定です。
サステナブルな漁業を目指すシーフードブランド
UMITO SEAFOODは、サステナブルな漁業を目指して、海を守る漁師を応援し、消費者一人一人が海へのポジティブな影響をつくりだすことができるシーフードブランド。
消費者にサステナブルな漁業を目指す水産物とストーリーを届けることで、サステナブルな漁業への共感の輪を広げることや、サステナブルな漁業を実践する漁業者を増やし、海の資源が増えるという循環を推進しています。
サステナブルな漁業で育てられた「邑久カキ」を提供
今回「d47食堂」で提供される「邑久カキ」は、生態系への影響が最小限になるように管理された、サステナブルな漁業で育てられた牡蠣だといいます。
瀬戸内海に面する岡山県・邑久町は、昔からカキ養殖で有名な漁場。しかし、近年カキの消費量の減少や後継者不足といった課題を抱えていました。
そこで、カキの加工・販売を手掛けるマルト水産とカキの生産を行う邑久町漁協、UMITO Partnersは2019年より連携を開始。国際エコラベル認証の取得を実現しました。
<邑久カキのカキフライ>と<特製邑久カキの牡蠣めし>
今回「d47食堂」楽しめるメニューは、自家製ぬか漬け入りの特製タルタルソースと一緒に味わう<邑久カキのカキフライ>と、「岡山のり」で風味をつけた<特製邑久カキの牡蠣めし>です。
なお、メニューに使用されるお米は、カキの殻を飼料にして育つ「里海米」を使用しているそうです。
<サステナブル>を意識して育てられたを牡蠣を、この機会に味わってみては。
※2025年2月11日時点の情報です
(サカナト編集部)