パリ五輪サッカー男子、いざ初戦!関根大輝(柏レイソル)と鈴木海音(ジュビロ磐田)が56年ぶりのメダル取りへ覚悟
パリ五輪で56年ぶりのメダルに挑むサッカー男子の日本代表が7月24日(日本時間25日未明)のパラグアイとの1次リーグ初戦に向けて、23日、会場があるフランス南西部ボルドーで最終調整に臨みました。
関根「陸君の分まで」
右SBで先発が有力な関根大輝選手(柏レイソル、静岡学園高出)は「まだ緊張はしていません。楽しみです」と終始、リラックスした表情で軽快な動きを見せました。この日は左右のSBをこなす半田陸選手(G大阪)が負傷で練習を欠席。5バックで守備を固めつつ、スピードのある前線でカウンターを狙ってくるパラグアイに対し、攻守で関根選手にかかる比重は大きくなりそうです。
本人もそれを自覚した上で「(半田)陸君の分もプレーしなければいけないです。DFとしてまずは失点をしないようにしていきます」と守備意識を高めました。
鈴木「天気も心も快晴でいこう」
バックアップメンバーとして帯同している鈴木海音選手(ジュビロ磐田)は練習の冒頭で「天気も心も快晴でいこう」と声かけしてチームの士気をアップ。「合流が遅かった分、初戦に向けてコミュニケーションを取ることと、盛り上げようとやってきました」とのことです。
半田選手の状態次第ではメンバー入りの可能性もあり「体もメンタルもいつでも出られる状態です」とスクランブル態勢です。