【藤沢市】Fuji善行店跡地に誕生する「Frea(フレア)」とは?運営会社が語る新業態の全貌を担当者にインタビュー
2026年6月16日(火)に閉店することが発表された「Fuji善行店」。その跡地には、2026年7月3日(金)、富士シティオ株式会社の新ブランドとなるスーパーマーケット「フレア善行店」がオープンする予定だと発表されています。藤沢市の北部エリアではイオン藤沢店が2026年1月31日に閉店したこともあり、その動向が気になる地元住民も少なくないでしょう。
先日、湘南人でもFuji善行店の閉店とフレアへの業態転換についてお伝えしましたが、今回、フレア事業部を統括する取締役・山口氏に取材を実施し、新業態「フレア」の特徴や誕生の背景について詳しく伺うことができました。
そのインタビューから善行店は単なる店舗リニューアルではなく、富士シティオ株式会社が今後展開を見据える新業態の第一号店として位置づけられている背景が見えてきます。
「Frea(フレア)」は“Fresh ace”から生まれた新ブランド
富士シティオ株式会社によると、「Frea(フレア)」の名前は「Fresh ace(生鮮のエース)」が由来です。
コンセプトは「良鮮良価 エブリデイ グッドプライス」。獲れたて・つくりたて・できたてといった鮮度を重視しながら、毎日の買い物で無理なく選べる価格帯を両立させることを目指しているといいます。
Fuji善行店の店内に貼り出されている告知にも「生鮮品にも自信あり!」と記載されているように、単に安いだけではなく、「価格以上の品質」を感じられる“お値打ち価格”で提供することが、大きな特徴です。
なぜFujiからFrea(フレア)へ転換するのか
画像出典:富士シティオ株式会社
これまでのFujiは、食品から日用品まで幅広く取り扱う総合スーパーとして地域住民に親しまれてきました。一方で近年は、「より美味しいものを買いたい」「よりお得に買いたい」という消費者ニーズが強まっていると感じていたそうです。
そのため富士シティオ株式会社では、幅広い品揃えを維持するよりも、「生鮮に強い店」として専門性を高める方向へ舵を切りました。
生鮮食品を核としたフレア業態へと転換することで、地元の利用者にとって分かりやすく、より選ばれる店舗づくりを目指しています。
活気と買いやすさを重視した売場へ
フレア善行店では、売場づくりにも大きなこだわりがあるといいます。
特に重視しているのは、活気・分かりやすさ・買い回りのしやすさです。生鮮売場では、鮮度感やボリューム感が伝わるよう、商品陳列や見せ方を工夫し、「今、一番いいものが並んでいる」と感じてもらえる売場を目指しているとのことです。
また、日常利用する人がストレスなく買い物できるよう、レイアウト面にも配慮するそうです。
「安いだけではない」生鮮強化型ディスカウント
近年はディスカウント業態のスーパーが増えていますが、フレアでは価格競争だけを目的としていません。富士シティオ株式会社は、鮮度と美味しさを兼ね備えたディスカウントを目指しているといいます。
毎日の食事を支える食品だからこそ、無理なく買える価格と、きちんと美味しい品質の両立を重視。「この品質でこの価格なら満足」と感じてもらえる状態を実現し、“コスパ以上の満足”を提供していきたいとしています。
善行店はフレアの第一歩となる重要店舗
今回オープンするフレア善行店について、富士シティオ株式会社は「フレア業態のスタートとなる重要な店舗」と位置づけています。善行店で売場づくりや商品構成、運営方法などを磨き上げ、今後のモデル店舗として発展させていく考えです。
また、地域の利用者にとって「日常使いの中で一番頼れるお店」になれるかどうかの大事な挑戦でもあるとしています。善行店で得られた評価や経験が、今後のフレア展開にもつながっていくことになりそうです。
オープン概要とサービス内容も発表
フレア善行店は2026年7月3日(金)10時にオープン予定。営業時間は10:00~20:00。駐車場は255台を備え、小田急江ノ島線善行駅から徒歩約10分の場所に位置します。
また、Fuji善行店で提供されていた「Fujiネットスーパー」および「Fujiお買物宅配サービス」は、フレア善行店オープン後も継続して利用できるとのことです。
一方で、Fuji善行店の閉店に伴い、古紙・PET回収、たばこ販売、宅配便受付、お中元・お歳暮の受付、Vポイントサービスなどは終了となります。
なお、施設内の無印良品、マルミヤクリーニング、美容室SEASON、かながわ信用金庫ATMについては営業を継続。2026年6月17日(水)のみ全館休業となり、翌18日(木)から通常営業を予定しています。
まとめ
Fuji善行店の閉店は地域住民にとって寂しいニュースではありますが、閉店直前の店内では広告に掲載された特売品の一部が完売していたものの、それ以外のコーナーでは商品が品切れの様子もなく、買い物客にも混乱は見られませんでした。
買い物客の反応も閉店の告知に驚きつつも、翌月には新業態のスーパーマーケットがオープンする告知をみて、安心している様子が伺えました。
なによりフレア善行店は、富士シティオ株式会社が新たに打ち出す生鮮強化型ディスカウントスーパーの第一歩となる重要な店舗です。
「良鮮良価」を掲げる新業態が、善行エリアの買い物環境をどのように変えていくのか。2026年7月3日(金)のオープンに向けて、今後も注目が集まりそうです。