堤防投げ釣りで20cm頭にキス15尾キャッチ【大分】ヒットは単発で拾い釣り
今年初めてとなるキス(シロギス)の投げ釣りに大分県佐伯市の蒲江へ釣行した7月5日、大潮で満潮が午前5時ごろ。5時20分に元猿海岸の東側にある堤防へ到着。エサは赤ゴカイ(イシゴカイ)を50g用意した。
元猿海岸で投げキス
非力な私は投げザオに汎用のスピニングリールを使用している。過去に投げ専用リールを使用しても汎用スピニングと飛距離がほとんど変わらなかった経緯で現在に至っている。投げ専用でなくても100m程度の遠投なら十分に可能。それ以上の距離を目指すなら専用が必要となるが……。
5時30分、赤ゴカイに投げ釣りパウダーをまぶして全力で第1投。イトフケを取っても4色(100m)以上あったので、かなりうれしかった。若かったころは高価な道具が買えず、ラインはナイロン、サオは重たいグラスで頑張っても70mほどだったころが懐かしい。
着底後、ゆっくりリールを巻いていく。調子が良い時は着底後にヒットすることもあるが、しばらくアタリがなかった。少し焦ったが80m地点で嬉しいブルブルブルのアタリ。少しアタリが小さかったのが気にはなったが、そのままゆっくり巻いて多点掛けを狙う。60m地点で重みが増したような気がしたので、仕掛けを回収してみると、18cm級のキスがダブルヒットしていた。いつ見てもパールピンクの魚体は美しく、これだけでも2時間以上かけて来て良かったと思った。
20cmまで15匹ゲット
その後、釣れることは釣れるがペースが伸びない。投げる方向や距離を変えても変わらなかった。また、群れが小さいのか、単発で釣れることも度々あった。数日前まで続いた長雨の影響か?いずれにせよ4色前後の遠投やブルブルブルとサオ先を震わせるアタリは面白く、気分を爽快にさせてくれる。
次第に暑くなり、自分的には楽しめたので8時に納竿。釣果は15~20cmのキス15尾。近年は体力的に4色以上の遠投が厳しくなっているので100m遠投ができただけでも楽しかった。
最後に、釣り禁止とならないために釣り場はきれいにして帰ることを心がけ、クサフグは防波堤上に放置せずに海にリリースをお願いしたい。
<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。