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10年以上君臨!韓国ドラマの「マイルストーン」と称されるビッグ4の新作情報

Danmee

ヒョンビン ©Danmee

常に進化し続け、世界中の人を虜にしている韓国ドラマ。

作品の題材から物語や登場人物の設定まで少しずつアップデートされ、その中で特に支持されたものは、その後の韓ドラ界の定番として定着し視聴者を楽しませている。

それに大きく寄与したのは、なんといっても主演俳優。韓ドラのマイルストーンと称される俳優ビッグ4がいるのをご存じだろうか。

10年以上トップスターとして君臨しており、ドラマの人気を先頭に立って牽引、韓ドラが成長するターニングポイントを作ってきた。

そんな彼らが、次に出演する作品とは。再び新たな風を巻き起こすかもしれない、気になる新作情報を紹介する。

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ヒョンビン

『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)や、『シークレットガーデン』(SBS/2010)など、ヒロインと御曹司の恋をときめきたっぷりに描き、韓ドラ界のロマンス作品のトレンドを常に作ってきたヒョンビン。

『愛の不時着』(tvN/2019)以降ドラマに出演していなかったが、来年『メイド・イン・コリア』(Disney+)で韓ドラ界に帰ってくる。

物語は、激動の1970年代を舞台に富と権力への欲望に溺れる男キテと、彼の前にたちはだかる検事ゴニョンが、巨大な事件に直面して繰り広げる本格サスペンス。

ヒョンビンがキテ役を、チョン・ウソンがゴニョン役を演じることが分かっており、韓国2大スターの共演に熱い視線が集まっている。

コン・ユ

コン・ユといえば、『コーヒープリンス1号店』(MBC/2007)では男装女子との恋、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016/以下、トッケビ)では転生ファンタジーなど、いまや韓ドラの定番となっているジャンルや要素の作品を大いに盛り上げ、定着するきっかけを作ってきた俳優だ。

デスゲームを取り扱った『イカゲーム』(Netflix/2021)もまた然り。今年は、年末にシーズン2が配信を控えており、例の謎のスーツ男として登場するそうだ。

またそれよりも一足先に、11月15日からは、湖に浮いたトランクによって明かされた謎の結婚サービスと、その中の2人の男女の不思議な結婚ストーリーを描いたロマンスミステリー『トランク』(Netflix)がお目見えされる。

コン・ユが演じるのは、元妻が申請した配偶者サービスを通じて、2人目の妻に出会うことになる音楽プロデューサー役だ。

その他、現在『ショービジネス』(仮題) の出演を検討中。オファーを受けることになれば、ソン・ヘギョと共演するのではないかと期待されている。

ソン・ジュンギ

『太陽の末裔 Love Under The Sun』(KBS2/2016)など、数々の作品をヒットへと導いてきたソン・ジュンギは、『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)を大成功へと導き、韓ドラ界に新たな風を吹かせた。

以前から復讐劇は多かったものの、悪を悪を持って成敗するダークーヒーローは珍しく、ピカレスク作品の先駆者となった。

本作では、ロマンス要素がほぼ含まれておらず、彼のファンからは残念がる声もちらほら上がったが、そんな人に朗報。来年、『MY YOUTH』(Netflix)で、初恋の人と15年ぶりに再会し、再び花様年華を描いていくメロドラマでチョン・ウヒと息を合わせる。

かつて一世風靡した子役で、人生の喧騒からやっと抜け出した小説家兼フローリスト役に扮し、ヒロインとの出会いを経て忘れてしまっていた人生の理由を取り戻すキャラクターだ。

また、特別出演ではあるが、『ロマンチックアノニマス』(Netflix)にも登場することが分かっている。今年『涙の女王』(Netflix/2024)で『ヴィンチェンツォ』の弁護士役として特別出演し、短い分量にもかかわらず物語を盛り上げた彼が、次期作ではどのような役を演じるのか期待される。

キム・スヒョン

最後は、『太陽を抱く月』(MBC/2012)や『星から来たあなた』(SBS/2013)など、ファンタジー×ロマンス作品を次々と成功させ、韓ドラ界にファンタジーメロジャンルを定着させたといっても過言ではないキム・スヒョン。

主に、ドラマ界では恋愛もので活躍してきたが、2025年はロマンス演技を封印。犯罪ブラックコメディー『ノックオフ』(Disney+)で主演を務める。

物語の舞台は2000年代初頭、キム・スヒョンはアジア通貨危機によって失業し、ブランドコピービジネスに手を染め、業界トップの地位を築いていくキャラクターを演じる。

今年大きな話題を呼んだ『涙の女王』(tvN/2024)や、2013年公開の映画『シークレット・ミッション』など、コミック演技も高く評価されている彼が、新作ドラマでどのような姿を披露してくれるのか注目される。

(ライター/西谷瀬里)

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