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半世紀を越えた生野ダムで記念のプレミアムダムカードと動画を作成

播磨時報オンライン

半世紀を越えた生野ダムで記念のプレミアムダムカードと動画を作成

 1973年に完成した生野ダム(朝来市生野町)が50周年を迎えたことを記念し、現地で数量限定「プレミアムダムカード」の配布を開始した。兵庫県姫路土木事務所は「この機会にぜひ生で見学し、少しでもダムについて知ってもらいたい」と話している。
 二級河川市川上流にある生野ダムは、治水対策、工業用水や水道用水の確保、かんがい用水の補給などを目的に建設された、高さ56.5メートル、総貯水量1800万立方メートルの多目的ダム。同事務所が管理する3つのダムの中で最も古い歴史がある。
 ダムカードはバイクツーリングをしながら収集する人が多く、公共配布カードの中でも人気が高いことから、生野でも15年ほど前に作成したことがあるが、早くに品切れになっていた。このため、写真枠に銀箔加工を施したキラキラ仕様で新たに作成した。

 表面にクレストゲートからの放水風景、裏面にはダム建設前の現地にあった集落の様子(1970年)や堤体建設風景(1972年)の写真などをあしらった。また、裏面のQRコードを読み取ると、生野ダムの解説や記念動画(3月29日放映開始)を視聴することができる。
 生野ダム管理所で、土・日・祝日、年末年始を除く9時から17時まで、1人につき1枚を無料配布。ただし、作成した2000枚がなくなり次第終了する。

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