優勝マジック3の阪神は21歳左腕・門別啓人が先発、CS狙う広島は常廣羽也斗
2勝3敗、防御率4.65の門別
優勝マジック3の阪神は門別啓人が6日の広島戦(甲子園)に先発する。今季は11試合で2勝3敗、防御率4.65。8月24日のウエスタン・リーグ広島戦以来、中12日での登板だ。
東海大札幌高からドラフト2位で入団して3年目の21歳。今季は開幕ローテーション入りして4月6日の巨人戦でプロ初勝利を挙げるなど飛躍のシーズンとなったが、一軍には定着できず何度も一、二軍を往復している。直近2試合は二軍で好投して一軍切符をつかんだ。
広島戦は3月30日に先発して4.1回8安打2失点。重要な一戦の先発を託されたのも藤川球児監督の期待の表れだろう。
2年ぶりのペナント制覇も目前の阪神。台風一過の甲子園で21歳左腕の快投が期待される。
1勝1敗、防御率6.75の常廣
一方、広島は常廣羽也斗が先発。青山学院大からドラフト1位で入団して2年目の今季は2試合で1勝1敗、防御率6.75の成績を残している。
今季は二軍暮らしが長く、ウエスタン・リーグ16試合で3勝10敗、防御率4.69。8月24日にようやく一軍初昇格して今季初勝利を挙げたばかりだが、31日のヤクルト戦は4回10安打5失点で敗戦投手となっており、一軍残留するためにもアピールしたい。
チームは5位転落したが、CS出場を目指して3位DeNA、4位・中日を追う。勝利をつかむために、まずは常廣が試合を作ることが大前提となる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・竹田祐-ヤクルト・山野太一(横浜)
中日・髙橋宏斗-巨人・井上温大(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-ロッテ・B.サモンズ(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-日本ハム・加藤貴之(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・有原航平-楽天・荘司康誠(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部