釣った魚で作る「さっぱり」レシピ:ヤズの酢物 10日間冷蔵保存も可能
沖釣りで人気のヤズ(ブリの若魚)。ハマチやブリに比べると脂は少ないが、「あっさりした青物が好き」という人におすすめしたい。今回は余った魚で作る「ヤズの酢物」を紹介する。
ヤズの釣期
九州地方のヤズは船、磯ともに2シーズンといわれる。船釣りは夏と冬。磯は春と秋。回遊ルートの違いか、釣期に少しずれがある。
持ち帰り方
釣り上げたヤズはナイフなどを使って絞め、しっかり血抜きする。水汲みバケツを使うとスムーズ。あとは潮氷の効いたクーラーにザブン。
3枚おろし
持ち帰ったヤズは頭とワタを取り、3枚におろす。次に皮を剥ぎ、中骨と腹骨を取ってサク取りにする。あとは刺し身などでいただく。余った分は照り焼きや塩焼きなど火を通す料理もOK。
ロスなし
今回は、さらに余った分を調理する。とはいえ、方法は至ってシンプル。刺し身の要領でカットし、塩を振って酢に漬けるだけ。5~6時間もすれば酢絞めが完成。ガリを少しのせ、濃口よう油を2~3滴垂らしていただく。
日持ち
この状態から冷蔵庫で10日ほど。冷凍すれば3か月前後持つ。今回はヤズを紹介したが、大半の魚で作れるので、ぜひ試してほしい。
<松田正記/TSURINEWSライター>