SUGA脱退要求に対抗「7人だからBTS!」58カ国のARMY連合が支持声明
世界で最も高い人気を誇るボーイズグループBTS(防弾少年団)メンバーSUGAを巡るファンの論争が新しい局面を迎えている。
飲酒運転の疑いにより、一部のファンからグループ脱退要求が相次いでいる中、58カ国のARMY(BTSファンの総称)が、脱退反対と共に7人体制のグループ活動を支持する声明を出した。
9月9日、58カ国127のファンベースで構成されたグローバルARMY連合は「7人のBTSを支持する」と公式立場を表明。それに加え「匿名でメンバーの排斥しようとするアンチファンが、ARMYを代表する事はできない」とし「法律に沿った適切な対処を超える責任をメンバーに求めない」と強調した。
大規模のファン連合が、事実上SUGAの脱退に反対の声を上げる背景には、インターネット上に横行するアンケート調査に起因すると見られる。
すでに多くのファンからは、SUGAの脱退を要求するファンが、アンケート調査結果を藉口に「ファンの大半がSUGAの脱退を望む」と複数のマスコミに情報提供をしていると問題提起されている。
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実際アンケートに参加した人が、本当にBTSファンであるというフィルタリング機能はなく、ARMY連合は結果の信ぴょう性を強く疑っているようだ。
韓国メディア・NEWSISは、9月10日に投稿した記事で「最近、海外メディアが、韓国メディアの報道に対して“度を超えた”と批判した」と、自省の姿勢を見せている。
また「もちろんSUGAの過ちは大きいが、過度な批判は、彼に対する不公正な仕打ちという指摘を伴う。今回の事案を見守る(世間の)視線が冷静を取り戻している」と分析した。
同じ日、SUGAを飲酒運動の疑いで調査しているソウル西部地方検察庁刑事2部は、SUGAに対して略式起訴すると明かした。
略式起訴とは、検察官が裁判所に対して、正式な裁判手続を行わずに書面での審理のみで罰金や科料の刑罰を言い渡す裁判手続。この日、韓国検察が請求した罰金や科料の金額は不明のようだ。
(ライター/ダンミ ニュース部)