ビッグモーター不正 伊賀市の整備工場に行政処分 国交省
国土交通省中部運輸局は2月20日、道路運送車両法に違反したとして、中古車販売大手ビッグモーターのイオンタウン伊賀上野店（三重県伊賀市）の整備工場などに対し、民間車検場の指定取り消しなどの行政処分を行ったと発表した。
発表によると、同店整備工場への処分は、自動車特定整備事業の事業停止25日間と民間車検場の指定取り消し、自動車検査員2人の解任命令。
同社の保険金不正請求問題を巡り、同局は昨年12月に同店への立ち入り検査を実施。特定整備記録簿の虚偽記載や点検整備料金の過剰請求などの違反が判明した。
この日、同局は愛知県春日井市と静岡県富士市の整備工場にも行政処分を行った。
同局によると、県内では鈴鹿市の整備工場が1月26日、松阪市の整備工場が2月9日にそれぞれ指定取り消しなどの処分を受けた。
