一緒にいる人によって認知症母の状態がだいぶ違う!?どんな状態がベスト? #母の認知症介護日記 36
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは、一見すると身ぎれいにしているように見えるのですが、よく見てみると同じ服を着続けていたり、季節感がズレているアイテムを使っていたりと、あれ? と思うようなことも。ワフウフさんはそんなあーちゃんを見て、ひとりでできることが少なくなっていくのを感じています。
人によって症状が変わる!?
娘たちとランチをしていたときも、あーちゃんからは恒例の「甘いものは我慢しているから!」という発言が。よく話を聞いてみると、どうやら「ごはんの後すぐに食べているから間食ではない」と思っていた模様。姉妹で「食事以外は間食」だと何度も説明しますが、聞くたびに繰り返し驚くだけ……。この調子では、甘いものの制御ができないのは当然です。
あーちゃんは、どうやら付き添いの人によって状態が大きく変わるらしいです……。
物事をハッキリと言う姉・なーにゃんといるときは、怒られないように意識してしっかりしている様子。
付き添いの様子を共有していると、姉・なーにゃんは驚きの連続のようです。
そして迎えた通院の日。またあーちゃんは待ち合わせに遅れてしまいました。
理由もコロコロ変わり、説明する様子もしどろもどろ。
そしてこの日、検尿カップをナースステーションに持ち込むというプチ事件が発生。
おしっこを持って歩き回るのをおかしいと思えないなんて、ショックです……。
不思議なことに、あーちゃんは私といるときと姉といるときでは認知症の状態が違うようで、病院の付き添いを終えて情報共有していると、あまりの差に姉が驚くことも少なくありません。姉はどちらかというと物事をハッキリと言うタイプだから、怒られないように緊張しているのか……!?
普段の状態を見るには、私といるときのように素の状態であるほうが良いのかもしれませんが、特に外出しているときは、ある程度緊張してしっかりした状態を保とうとするのも必要なのかもしれません。どちらがいいのか……。この答えを出すのは、なかなか難しそうです。
そしてまたやってきた通院日。あーちゃんはまた時間に遅れてやってきました。診察では頻尿についても相談してみましたが、特に問題ないとのこと。しかしこの日、トイレからナースステーションまで検尿カップを持ち歩くという事件が発生……。おしっこを持ち歩くのをおかしいと思えなかったのかと、かなりショックを受けてしまいました。
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付き添う人によって症状が変わるというのは、何とも不思議ですね。待ち合わせの時間に遅れてしまい、中身入りの検尿カップを持って歩くなど、心配な行動も目立つようになってきたようで、より心配になってしまいますね。
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