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マスカットショートケーキのおいしさを映画撮影で実感…女優・岡本夏美さん

たべぷろ

人気漫画をもとにした映画『パティシエさんとお嬢さん』が5月6日より公開されています。この作品は、街の小さなケーキ屋で働く、恋に不器用なパティシエと、毎週ケーキを買いに来るお嬢さんとの恋の行方を描いた、もどかしすぎる純白ラブコメディ。“お嬢さん”こと芙美子を演じた岡本夏美さんに、作品の見どころ、大好きな果物や野菜にまつわるお話を伺いました。

ケーキ屋さんが舞台の純白ラブコメ

この作品に出てくる芙美子ちゃんは、少し天然でふわふわした雰囲気のお嬢さん。でも、私自身は、わりとせっかちで、感情や伝えたいことは口にする真逆のタイプです。だから、話すスピード、言葉と言葉の間を意識しながら、ゆっくり時が流れるように演じました。

撮影したのは昨年の夏。演者のみなさんが現場を盛り上げてくださり、和気あいあいとした空気感の中でお芝居をすることができました。真夏に冬のシーンを撮影したので大変ではあったのですが、温かいスタッフのみなさんに救われながら、一緒につくることができた作品だと思います。

映画に登場するケーキ屋さんは、国立市(東京)に実際にあるお店。ケーキもすべて、そのお店の方々がつくってくださいました。その中で、とくに気に入ったのがマスカットのショートケーキです。さっぱりした爽やかな味が、とにかくおいしくて。マスカット好きなことが新たに分かりました(笑)。ミルクレープもおいしかったですね。ミルクレープを食べるシーンでは、崎山つばささんが演じるパティシエさんの長い説明台詞があるのですが、完璧な説明と、そのおいしさが印象に残っています。

暑い日には、お店の方がかき氷を差し入れしてくださったこともありました。普段、甘い物は特別な時にしか食べないのですが、撮影期間中はいつもおいしいスイーツをいただくことができて、幸せな毎日でしたね。

いまだからこそ楽しめる「両片思い」の作品

映画の中で、芙美子ちゃんは1週間頑張った自分へのご褒美として、毎週金曜日に大好きなスイーツを買いに行くんです。私自身は、頻繁にご褒美を買うタイプではないのですが、フランス・パリに1人旅をした時、20歳の誕生日プレゼントにと初めて自分で財布を買いました。白い三つ折りの財布で、3年以上使っています。

傷や汚れが目立ってきているのですが、たくさん思い出が詰まっているので、なかなか替えることができなくて。ただ、今年は年女なので、それを機に新しい財布を買うのもいいかなと思っています。

パティシエさんと芙美子ちゃんは、お互いのことが気になりながらも、なかなか距離が縮まらないんですよね。でもそれは、勇気がないからではなく、相手のことを思いすぎて近づけない、優しい2人だからこそ。そんな中で登場するのが「ポイントカード」です。これも遠回りのようなんですけど、相手のことを思わないとできないこと。パティシエさんの一途な感情が伝わってくるので、ドキドキすると思います。

いまは、人と人がつながることがSNSで簡単にできる時代ですが、その分、深みがなくなっているようにも感じています。また、コロナ禍なので、誰かに会うのが難しい状況だったりしますよね。週に1回好きな人と会って、会話をして、想いをはせていくという、2人の時間軸の中で歩み寄るこの作品は、そんないまだからこそ楽しめるんじゃないかと思います。“両片思い”を描いた作品は新しいですし、人の優しさに気づきたいと思える映画になっています。

家族みんなが大好きなセロリ スティックにしてよく食べています!

夏生まれなこともあって、夏野菜や果物が好きですね。小さい頃は、夏になると田舎の親戚の家に行って、畑で取れたすいかをよく食べました。縁側に私と弟、親戚の子が並んで座って、みんなですいかの種を飛ばし合ったり。味はもちろんですが、そんな思い出もあるので、すいかが大好きです。皮のすれすれまで食べたいくらい(笑)。

野菜の中では、セロリが一番好きですね。先日実家にいた時、弟がお腹をすかせて帰ってきたので、オムライスをつくったんです。上にのせるものが何もなくて、セロリの葉を刻んでトッピングにしました。家族みんな、セロリが好きなので、スティックセロリがよく食卓に並びます。マヨネーズにつけて食べるのが一番好きですね。

七草がゆや恵方巻など、祖母が行事や季節に合った料理をよくつくってくれるのですが、最近食べたのは、たけのこごはん。それがすごくおいしくて、たけのこが大好きになりました。

「季節感があって、毎週通いたくなるお店」と、パティシエさんがケーキ屋さんの魅力について話すシーンがあるんです。私にとって、そんなふうに思えるお店は、お花屋さんです。祖母がお花が大好きで、敬老の日などのイベント時にお花をプレゼントするので、お花屋さんに行くことが多いんですよね。偶然ですが、明日は祖母の誕生日。今日、お花屋さんに行く予定です。暖色系の素敵なお花に出会えたらいいなと思っています。

〈プロフィル〉
おかもと・なつみ 1998年神奈川県生まれ。2011年にファッション雑誌『ラブベリー』のモデルオーディションでグランプリに輝き芸能界デビュー。2019年からは『non-no』の専属モデルを務めている。主な出演作に、ドラマ・映画『賭ケグルイ』シリーズ、ドラマ『きれいのくに』、映画『ハニーレモンソーダ』、舞台『愛するとき 死するとき』など。

映画『パティシエさんとお嬢さん』5月6日(金)全国順次公開
【story】パティシエ・丈士(崎山つばさ)の働くお店に、毎週金曜日スイーツを買いに訪れるお嬢さん(岡本夏美)。2人はお互いのことが気になっているものの、店員とお客さんという立場から、距離はなかなか縮まらず、名前さえ聞くことができないまま。もどかしすぎる両片思いの行方は–。

キャスト:崎山つばさ 岡本夏美 増田俊樹 横田龍儀 越智ゆらの 古村比呂 村井良大
原作:銀泥『パティシエさんとお嬢さん』(一迅社)
監督:古厩智之
脚本:蒲田子桃 古厩智之
(C)銀泥/一迅社 (C)2022「パティシエさんとお嬢さん」製作委員会

◇百菜元気新聞の2022年4月1日号の記事を転載しました。

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