「コタツ」のやりがちなNG行為「うっかりしてた…」「思っていたより危険…。」
寒い日は、温かいこたつに入ると暖まります。比較的電気代も安いため、エアコンやヒーターと併用すると節電になるメリットも。しかし、長時間の“つけっぱなし”は禁物です。ここでは、こたつの正しい使い方についてご紹介します。
つけっぱなしはなぜNG?
こたつは火を使わない、安全性の高い暖房器具です。だからといって、つけっぱなしは禁物。
総務省消防庁予防課によると、令和2年中の発火源別火災件数では、「こたつ」による火災が37件発生していると記載があります。安全なこたつであっても、火災が発生する可能性はゼロではありません。
つけっぱなしにすれば、そのリスクはさらに増します。こたつ布団に引火したり、中に入れた衣服やクッションから発火する可能性もあるのです。
参考:総務省消防庁予防課_火災の実態について
https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/yobou_contents/info/r02.pdf
こたつの使用時間の目安は
こたつを使う時間については、特に決まりはありません。守るべきなのは、「使わないときはスイッチをOFFにする」こと。
無人の状態でつけっぱなしにするのは避け、使わないときは電源を切る。この使い方を意識すれば、火災リスクもムダな電気代も減らせます。
電源の消し忘れでつけっぱなしにすることが多い方は、温度調整機能付きのこたつがおすすめです。一定時間経つと自動でOFFになる、タイマー機能付きのこたつもいいでしょう。
こまめなON・OFFでつけっぱなしを防ごう
こたつの消費電力はそれほど多くないので、こまめにON・OFFを繰り返しても電気代は知れています。
安全にこたつを使うためにも、必要ないときは電源を切る習慣をつけましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア