「アイアンマン」子ども向けアニメシリーズが製作決定 ─ アイアンハート&アイアンハルクも登場へ
「アイアンマン」初の子ども向けアニメシリーズ「Marvel’s Iron Man and his Awesome Friends(原題)」が、2025年夏にディズニージュニア&にて米国放送・配信されることがわかった。米マーベル・エンターテインメントが発表した。
本作は若きアイアンマン/トニー・スタークと、その親友であるアイアンハート/リリ・ウィリアムズ、アイアンハルク/アマデウス・チョウの3人が、街を守るためにさまざまな問題を協力しながら解決してゆく、冒険と日常のストーリー。3人は海辺の基地「アイアン・クォーターズ(IQ)」を拠点に、アンドロイドのヴィジョンと、3人の冒険に同行する子犬ガンマ(アイアン・パップ・スーツを身にまとっている)のもとで働いている。
未就学児を対象とした「アイアンマン」のシリーズを製作するにあたり、マーベル・スタジオのテレビ部門を統括するブラッド・ウィンダーバウム氏は、「アイアンマンはマーベル・スタジオの始まりとなったキャラクターであり、MCUを実現したヒーローとして非常に愛されているヒーロー。新たな視聴者にアイアンマンを届けられることをうれしく思います」との声明を発表。「マーベル・ユニバースで最も優秀な科学者や発明家たちがアーマーに身を包み、楽しい冒険をともにするシリーズ」になると予告した。
本作でマーベル・スタジオとタッグを組むのはディズニー・ブランデッド・テレビジョン。代表のアヨ・デイヴィス氏は、「(本作を)未就学児に紹介することで、象徴的なマーベル・ユニバースとのつながりを広げられることを楽しみにしています。[中略]アイアンマンの素晴らしいレガシーをまったく新しい世代に伝え、勇気やチームワーク、創造性を体現するキャラクターで若い想像力をかき立てるシリーズとなります」とコメントした。
ボイスキャストには、アイアンマン/トニー・スターク役に『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』(2022)で幼いチップ役を演じたメイソン・ブルームバーグ、アイアンハート/リリ・ウィリアムズにカプリ・ラッド、アイアンハルク/アマデウス・チョウ役にアイディン・アーンという子役3名が起用された。ヴィジョン役は『エターナルズ』(2021)でアリシェム役の声を担当したデヴィッド・ケイ、ガンマ役は「マーベル ヒット・モンキー」(2021-)ヒット・モンキー役のフレッド・タタショアが演じる。
なお、本作に登場するアイアンマン/トニー・スタークは、同じく子ども向けのアニメーションシリーズ「スパイディとすごいなかまたち」(2021-)のアイアンマン/トニー・スタークとは別人の設定だ。
「Marvel’s Iron Man and his Awesome Friends(原題)」は、2025年夏にディズニージュニア&ディズニープラスにて米放送・配信予定。日本国内でのリリースは未定。
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