境川に大量の魚の死骸 水質異常は認められず
相模原市は12月5日、町田市との市境を流れる境川で500匹から1000匹のオイカワなどの魚が死んでいることを確認したと発表した。
同日午前10時45分ごろ、境川に架かる高橋(上矢部1丁目)付近で「多数の小魚が死んでいる」との通報が市に寄せられた。通報を受けて市が現地調査を行ったところ、上中村橋(宮下本町1丁目)から馬場橋(上矢部1丁目)までの約1・1キロメートルの範囲で体長10cm未満の小魚が死んでいるのを確認。その数は500匹を超えたという。調査では河川水の簡易検査を行ったが、調査地点の水は通常の河川の状況と差異は認められず、原因の特定には至らなかった。
相模原市は町田市と県厚木土木事務所津久井治水センターと連携しながら、死んだ魚を回収するとともに、当面の間はパトロールを継続する予定だという。