チャンソン『DAWN』インタビュー――まだ見ぬ明るい未来に想いを込めて、完成した初のフルアルバム
──待望の1st Full Album『DAWN』を完成させた今の気持ちを教えて下さい。
「すごくワクワクしています。さらに今回はこのアルバムをひっさげたツアーが始まるので、楽しみなことがたくさんあります。今はそのコンサートの準備に取り組んでいる最中なんですが、どうしてもこのアルバムの曲をいっぱい歌いたいので、どんなセットリストにしようか悩んでいます」
──確かにアルバムには12曲も収録されていますからね。今作はどのように制作されたのでしょうか?
「これは毎回なんですが、かなり時間がなくて…(笑)。でも、その時間がない中でも、ベストを尽くしていいアルバムを作ることに集中しました。ただ、これまでダンサブルではない曲が多かったので、アルバムの制作では、コンサートに来てくれるファンのみなさんが一緒に楽しめるような、アップテンポの曲も選んでいきました」
──だからこそ、ジャンルレスな曲が楽しめるアルバムになっているんですね。
「そう思ってもらえたら嬉しいです。初めてのフルアルバムだからこそ、新たなイメージを見せられるような曲も選んでいきました。日本のファンのみなさんは、デビュー当時から愛してくれる方が多いからこそ、“どんな曲をやろうかな?”と思った時に、自然とラブソングが増えてしまいました。特別に、“こういった曲を歌おう”と思っていなくても、曲に愛が込められていきました。なので、今の僕の自然な気持ちも受け取ってもらえると嬉しいです」
──リード曲「甘く 切なく 強くfeat. Jun. K」は、とてもドラマティックな曲ですね。
「ありがとうございます。実はこの曲は、2年ほど前にデモを聴かせてもらって、とても素敵な曲だったので、“僕が歌ってもいいですか?”とキープしていた曲です。それから少し時間を置いて、この曲の制作に入った時に、プロデューサーと“デュエットのようにfeaturingにしてもいいのでは?”という話になったんです。僕も“その方がいいかも”と思い、誰とコラボをしたらいいのか考えました。その瞬間、頭に浮かんだのが、当たり前ですけど2PMのメンバーで、“Jun. Kさんしかいない!”と思ったんです」
──とても素敵なお話ですね!
「あはは。そこでJun. Kさんにお願いしてみたら、二つ返事で“いいよ!”と答えてくれたので嬉しかったです。曲を聴いてもらった時も、すごくいい反応でしたし、実際に一緒に歌ってみると、とてもいいハーモニーで…まぁ、わかっていたことなんですけど(笑)」
──でも、ふたりで歌うとなるとまた違いますよね?
「そうですね。“とても新鮮だ!“と思いました。MV撮影もしたんですが、これも新鮮でした。2PMのツアーでユニット曲として一緒にやったことはありますが、ここまで2人だけで1曲を制作することはなかったので、とっても楽しかったです。なにより、ファンのみなさんもすごく喜んでくれたのが嬉しかったです」
──撮影は順調に進みましたか?
「MVのラストシーンあたりで、ふたりが一緒に歌うリップシーンがあって。そのリハーサルでお互いが向き合ったときに、一瞬目があっただけですごく笑ってしまって…!」
──それは照れくさくて?
「いえ、おもしろくて!(笑) 曲はまったくそんなタイプではないので、おもしろくなってはいけないんです。でもとにかく面白くて! なので、目を合わすのはやめて、僕はJun. Kさんの頭を、Jun. Kさんは僕のあごを見て、と視線をずらして事なきを得ました(笑)」
──本番では無事に笑うことなく撮影はできましたか?
「出来ました! 一発で大丈夫でした(笑)。まだ他のメンバーは見ていないので、反応が楽しみです」
──2PMのみなさんは、メンバーのソロ活動をそれぞれチェックしていますか?
「はい。Jun. Kさんも韓国でアルバムをリリースしましたし、ウヨンくんもアルバムをリリースしたんです。その時もちゃんとチェックしていますし、ダンスチャレンジも時間があるかぎり挑戦するようにしています」
──この「甘く 切なく 強く」のダンスチャレンジは…。
「なさそうですね(笑)」
──ちなみにこの曲にはどんなメッセージを込めましたか?
「この曲は、タイトルのように、甘く、切なく、強く永遠の愛を表現している曲です。タイトルの「甘く 切なく 強く」に、この曲のすべてが詰まっていると思います。決して簡単ではないですけれど、深い曲になっています」
──ちなみに、チャンソンさんが思うJun. Kさんの声の魅力はどんな所にあると思いますか?
「Jun. Kさんは柔らかい中にも、力がある歌声がすごく素敵です。僕の歌声とはタイプが違うからこそ、すごくいいんですよ。その歌声のコントラストを楽しんでもらえたら嬉しいです」
──そして、アルバムタイトルの『DAWN』は“夜明け”という意味ですが、なぜこのタイトルにしたのでしょうか?
「夜明けって、1日のスタートですよね。僕の初めてのフルアルバムですし、これからソロ活動が本格的にスタートするので、その意味も込めて『DAWN』というタイトルにしました」
──これから夜が明け、だんだんと明るくなっていく未来が楽しみですね。
「本当にそう思います。『Japan Tour [DAWN~The First Step~]』がもう始まるのですが、コンサートって、どんなに準備をしても“完璧だ!”とは言えないんです。さらに、これまでのファンミーティングだと、ついついファンのみなさんを笑顔にしたい、笑わせたいという想いが強くなって、“こんなこともやるの!?”と思われることが多かったと思うんですが、コンサートでは、”チャンソンというアーティストはこういう人です“ということをしっかりと感じていただけるように準備をしてきました。なので、今はツアーが終わってからの自分の新たな姿がすごく楽しみです」
──さて、あっという間に2025年も終わりとなり、あと少しで2026年がスタートしますが、叶えたい夢を教えて下さい!
「実はでも、“野球をしたい”と言っていましたが、それは叶いませんでした。なので、2026年こそは野球がやりたいです! ゴルフは5回くらい行けたんですが、どうしても野球がしたくて…! とはいえ、また叶わない気もするので、来年インタビューしてもらった時も同じことを言っていたとしても許してくださいね(笑)」
──あはは。では最後に、日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「アルバム『DAWN』は、本当にたくさん悩み、一生懸命に制作しました。その想いが伝わればすごく嬉しいです。2026年は、音楽だけでなく様々な活動を続けるので、温かく見守っていてください!」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣
RELEASE INFORMATION
2025年10月29日(水)発売
AVCD-63765/5,000円(税込)
チャンソン『DAWN』
2025年10月29日(水)発売
AVCD-63766/3,500円(税込)
チャンソン『DAWN』
LIVE INFORMATION
2025年11月2日(日) 神奈川 KT Zepp Yokohama
2025年11月4日(火) 愛知 DIAMOND HALL
2025年11月5日(水) 大阪 なんばHatch
追加公演
2025年12月11日(木) 東京 TACHIKAWA STAGE GARDEN
CHANSUNG(2PM) 2025 Japan Tour [DAWN~The First Step~]