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JR肥薩線「特急かわせみやませみ」が福岡県内・博多ー門司港間を爆走してた

肥後ジャーナル

JR肥薩線「特急かわせみやませみ」が福岡県内・博多ー門司港間を爆走してた

2020年7月豪雨の影響で、運休が続いているJR肥薩線。 残念ながら、車窓から渓谷と球磨川に挟まれた景勝地の風景を見ることはできません。 そんな中、肥薩線で人気の観光列車「特急 かわせみ やませみ」が福岡県内を元気に走っているという噂を聞きました。 博多から門司港へ向かうというその列車、見に行って来ましたよ!

「特急 かわせみ やませみ」って?

「特急 かわせみ やませみ」は2017年にデビューした観光列車。「特急 A列車で行こう」や「特急 ゆふいんの森」などと並ぶ「D&S列車」(デザイン&ストーリー列車)のひとつです。 熊本駅から人吉駅まで鹿児島本線・肥薩線を走り、球磨川沿いの美しい車窓風景が人気でした。

2020(令和2)年7月豪雨で肥薩線が運休となっていることから、2021年5月現在は土日のみ博多ー門司港間で運行されています。 熊本地震の後で豊肥本線が運休になっていた時、「特急 あそボーイ」が九州内のあちこちを回っていたのに近いイメージですね。

乗ってみた

と、いうわけで半信半疑で博多駅へ行ってみると…

ありました。鹿児島本線の博多発・門司港行きで「特急 かわせみやませみ」

ホームにちゃんといました。しかも隣は「特急ハウステンボス」。レアな風景です。 これまでにも熊本駅のホームにかわせみやませみが停車しているのを見たことはあったけれど、博多駅で目にするとちょっと不思議な感じ。

車内は高級感ある和の雰囲気。1号車の「やませみ」は青が印象的。

2号車の「やませみ」は緑を基調にしています。

そして、ところどころに現れる鳥。かわいい。

ヤマセミからの、カワセミ。ちなみにクチバシがすごい方がカワセミです。

記念スタンプも押せます。3両目の「しんぺい」分も、しっかりスタンプが用意されていました。

ショーケースには、球磨焼酎や人吉の郷土玩具「きじ馬」などが並んでいます。

こんなふうに福岡県内を走る列車の中で人吉・球磨地方に思いを寄せてもらえたら、熊本県民としてちょっと嬉しい。

これかわいい。人吉・球磨地方の酒器である「ガラ」ですね。

カウンターでは飲み物や軽食が売られています。コーヒーやお酒もありますが、県南気分を味わうべくデコポンのジュースを購入してみました。 そうこうするうち、門司港駅に到着。

「もじこう」の駅標がレトロでかわいいです。「じ」の点々がひとつどっか行ってるけど。

いつもと違う背景にたたずむ特急 やませみ かわせみ。 肥薩線を離れてがんばっているその姿、何だか愛おしく感じます。

肥薩線が復活する、その日まで

噂どおり博多ー門司港間を走っていた「特急 かわせみ やませみ」。 そうは言ってもなかなか遠出ができない現在、すぐに乗るのはちょっと難しいかもしれません。 この特別ダイヤはいつまで続くのかをJR九州の広報部門へ問い合わせてみたところ、今後の運行予定はまだ未定とのこと。 とはいえ例年5月半ばから下旬ごろに7月〜9月のダイヤが決定・公開されます。今のところ2021年に関しても、その頃には夏のダイヤが決まる見込みなのだそう。

感染対策をしつつ様子を見ながら、夏休みの家族旅行などで「特急かわせみ やませみ」に乗る門司港への旅を計画するのもいいですね。

豪雨の被災状況は厳しく、復旧にはまだしばらく時間がかかりそうな肥薩線。 それでも、特急かわせみ やませみの車内では、県南地域のすばらしさを感じさせてくれる仕掛けがたっぷり。 また人吉・球磨へ行きたいな、と自然に思わせてくれました。 また、熊本地震で大きく損傷した豊肥本線が5年越しの完全復活を遂げたのも、記憶に新しいところ。 球磨川沿いの景勝地をめぐる肥薩線の美しい車窓風景が復活するその日を、楽しみに待ちたいと思います!※残念ながら取材時(2021年4月)より新型コロナウイルス感染者数が増えてきています。お出かけの際は最新の状況をよくチェックしてみてくださいね。

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