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なぜボランティアにニックネームが必須?東京マラソン財団・山本悦子の“7つのルール”

フジテレビュー!!

今年3月、3年ぶりに一般開催された東京マラソン。ランナーおよそ2万人が参加しました。

コース管理や給水など選手誘導などサポートするボランティアは7500人。それをまとめあげるのが、東京マラソン財団本部長の山本悦子さんです。

東京マラソンを取り仕切る東京マラソン財団は、24社の協力パートナーのもと運営されています。

もともとは航空関係の事務で働いていた山本さん。2007年の第1回東京マラソンにボランティアとして参加したことをきっかけに、今では日本最大規模と言われるボランティア組織を作り上げました。

そんな山本さんの、ボランティアとの習慣やメンタルの保ち方などに迫りました。

東京マラソンを「もう一度あの日をあの場所で見たいと思ってくれる大会になるように」と心掛ける、東京マラソン財団・山本悦子さんの“セブンルール”とは?

ルール①:不測の事態は自ら駆けつける

通常は本部で指揮を取る山本さん。しかしボランティアが集合場所を間違えたとの連絡があり、自ら現場に駆けつけました。

「現場で必要なことがあれば動かしてくれていい」というのが基本スタンス。ただ、「画面越しに見るってことだけではなく、その場の雰囲気や温度感は常に感じていたい」と語りました。

ルール②:受付はニックネームで

ボランティアはほとんどが初対面となるため、受付の際にはニックネームを記入してもらいます。そこには、「まずはニックネームを書いてもらうことで心の壁を打ち砕こう」という、山本さんが上下関係なくチームを作る上での思いが込められていました。

スタジオでは、もしボランティアで東京マラソンに参加することになった場合のニックネームを決めることに。

尾崎世界観さんは「昔バイト先でギャルに呼ばれていたあだ名『おざりん』にします」と口火を切ると、本谷有希子さんも「バイト先で呼ばれてた『もっちん』で」と乗っかりました。

YOUさんから「ねるねる、どうする?」と聞かれた、長濱ねるさんは「ねるそん」と答え、尾崎さんから「助っ人外国人選手みたい」と笑われました。続けて長濱さんが「小学校のとき、野球のメジャーリーグでネルソンという選手がいて、男の子からは『ねるそんJr.』って呼ばれてた」と明かすと、スタジオに笑いが起こりました。

尾崎世界観
YOU
長濱ねる

ルール③:響いた言葉はメモして使う

オンラインで参加した500人のボランティアに挨拶をする際、「みんながつくる『きれい』が応援になる」というフレーズを使いました。これは、会場で目にしたポスターに書かれていたキャッチコピー。

人前で話す経験がこれまでになかったという山本さんは、誰かが登壇して話す際や誰かとの会話の中でいいなと思った言葉はメモし、自分のスピーチにも入れ込み、みんなの言葉をつないでいます。

ルール④:ツラいときはアンケートを見る

経営と現場の間で奮闘する山本さん。難題にぶつかったときに、心の拠り所となっているのは、東京マラソン参加者の声を集めたアンケート。

そこには「ボランティアの皆さんには大会を成功に導く魔法があると思いました」、「走りながら感謝の気持ちで涙が込み上げそうになることが何度もありました」といったランナーからの言葉があり、涙を堪えながら読むそうです。

スタジオでは、本谷さんが「小学校のとき、学年別のマラソン大会で5年連続1位になったことがある」と栄光を明かしました。

しかし、6年生のときに「2位だった女の子から『一緒にゴールしようね』って言われて。一緒に走ってたらその子がゴール手前で『心臓痛い』って言いだして、背中をさすってたらスッと1位を取られた」と衝撃の展開に。

これを受け、「そっからじゃないの、もっちんの(性格)が始まったのは!」(YOU)、「そのときに生まれたんだ、『もう誰も信じない!』って」(尾崎)と分析しました。

本谷有希子
青木崇高

ルール⑤:スカートは履かない

山本さんが10年間続けているルールが、スカートを履かないこと。

理由については「息子が小さいときから『履かないで』と言ってきて、それを守っています」と説明。現在13歳となった、息子の悠吾さんに尋ねると「別に履いていいよ」と即答され、この日スカート解禁となりました。

ルール⑥:晩酌は自家製モヒート

家に帰り、真っ先にやる日課が、モヒートを飲むこと。この日も、モヒート片手に夕食を作りました。

息子の悠吾さんに、山本さんのことを聞くと「泣きながら帰ってきます。大変なんだろうなと思うんですけど、自分がやりたいことをやって今の東京マラソンの仕事に就いているので、精一杯楽しんで頑張ってもらいたいなと思います」と明かしました。

ルール⑦:出会うためにボランティアをする

ボランティアとの出会いについて山本さんは「人と人だけではなくて、たくさんの物事に出会える機会」と説明。

5年前に東京マラソンの組織を登録者制にし、その名称は「VOLUN TAINER(ボランテイナー)」。ボランティアとエンターテイナーからの造語で、「周りを楽しませながら、自分も楽しんでほしい」と語りました。

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