「期待の本格派右腕」ロッテ田中晴也vs「熟練の技巧派左腕」日本ハム加藤貴之、注目の投げ合い
昨年7月3日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げた田中
ロッテ田中晴也が16日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発する。
日本文理高から2022年ドラフト3位で入団して3年目の20歳。身長186センチの恵まれた体格から投げ下ろすストレートは平均151.6キロと球威があり、フォーク、スライダー、チェンジアップを投げ分ける。
今季は4月4日の楽天戦に先発したが、5回9安打2失点で敗戦投手。翌5日に登録抹消されており、中11日空けてのマウンドだ。
日本ハムは昨年7月3日に先発し、5回5安打5失点(自責点0)でプロ初勝利を挙げた相手。清宮幸太郎、野村佑希、レイエス、万波中正らパワーのある強打者が並ぶだけに一発には気をつけたい。
佐々木朗希が抜けた今季、将来性豊かな田中にかかる期待は大きい。一気に先発ローテーションを勝ち取るような力投が期待される。
昨季ロッテ戦は5勝1敗、防御率1.85の加藤
一方、日本ハムの先発は加藤貴之。前回9日の楽天戦で今季初勝利を挙げ、中6日での登板となる。
ストレートは平均136.1キロにとどまるものの、抜群のコントロールと多彩な変化球を駆使した投球は健在。昨季のロッテ戦は7試合に登板して5勝1敗、防御率1.85と相性は抜群で、ポランコは13打数3安打の打率.231、ソトは19打数3安打の打率.158と封じ込んだ。48.2イニングでわずか3四球しか与えておらず、与四球率0.56は秀逸だ。
新庄剛志監督就任4年目で優勝を狙う日本ハム。週末に首位オリックスと3連戦を控えており、今日は確実に勝っておきたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
オリックス・曽谷龍平-西武・菅井信也(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・上沢直之-楽天・瀧中瞭太(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-DeNA・T.バウアー(東京ドーム)
広島・大瀬良大地-中日・柳裕也(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部