【鎌倉 グルメレポ】カフェ ピナコテカ - 美術館のようなアートな穴場カフェ
JR横須賀線・江ノ島電鉄線鎌倉駅から北鎌倉に抜ける静寂な住宅地に、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館があります。
画像出典:湘南人
この美術館には「カフェ ピナコテカ」というカフェが併設されています。ピナコテカは、旧鎌倉館(現・鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム)で営業していました。旧鎌倉館の閉館とともに、閉館しましたが、2019年の別館のリニューアルオープンを機に、別館にて営業を再開しました。
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カフェの空間と建築デザインの特徴
このカフェ扉を開けた瞬間、虹色に輝くテーブルが目に飛び込んで、まるで美術館の中に紛れ込んだかのような感動があります。
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建築家田﨑敦士氏がデザインを手がけたこのテーブルは、夕方になると優雅な紫色に変わり、訪れるたびに新たな発見と美しい瞬間を演出します。
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また、全面ガラス張りの空間にはたっぷりと自然光が注ぎ込み、野外にいるかのような開放感あふれる雰囲気となっています。
フード・ドリンクメニュー
メニューには、ケーキとドリンク付きのケーキセット、名物のプリン、ケークサレとサンドイッチ(こちらはご用意がない時のあります)、その他ドリンクなどを提供しています。特にプリンは、開店当初から変わらぬ名物メニュー。美術館を訪れた往年の芸術家たちにも、好まれました。
レシピも当時と変わらずに守り続けており、実はかなりこだわりがある商品なのです。さらに、ケーキセットにはドリンクが含まれており、そのお値段はドリンク込みで800円という、とてもお得なセットです‼︎
カフェと野外展示
「ピナコテカ」という名前は、ギリシャ語で「絵画館」と意味。ここは、カフェの窓から望む野外彫刻を眺めながら、展覧会の余韻にひたることができる優雅な場所でもあります。
画像出典:湘南人
観覧料なしで利用できるカフェは、鎌倉の地元の人々や、観光客、特にアジサイの季節に多くの人が訪れるスポットとなっているそう。価格もお手頃なので、展示を見ない方でも敷居の高さを感じることなく利用することができます。
期間限定のアート展示
現在カフェでは、美術館の展覧会「岩竹理恵+片岡純也×コレクション 重力と素材のための図鑑」(2025年4月13日まで)に合わせて特別なアート作品も楽しめます。
画像出典:湘南人
期間中、出品作家の片岡純也さんが手がけたオブジェが、カフェにも置かれています。小さなファンから送られる風によって、電球が回り続けるという、まるで自然が紡ぐ不思議な芸術なような作品です。写真撮影も可能です。
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小町通りの喧騒を離れて、静かでひっそりとした穴場のカフェ。 寺社巡りや御朱印集めの合間に、ふと立ち止まれるこの空間は、まるで時がゆっくりと流れるオアシスのようです。 美術館と一体となった特別な空間で、アートに詳しくない方でも気軽に足を運べる温かな雰囲気、こだわりのメニューが魅力です。
鎌倉散策の休憩スポットとして、また静かに過ごしたいひとときのために、このカフェで心と体をゆったりとリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
カフェ ピナコテカ
営業時間
金曜日:10:30〜16:00(ラストオーダー15:30)
土日祝日:10:30〜16:30(ラストオーダー16:00)
※祝日は、不定期のため事前確認が必要。
定休日
月曜日〜木曜日
電話番号
070-3271-0204
支払い方法
現金のみ
禁煙・喫煙
禁煙
設備
座席:12席
アクセス
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉」駅下車、鶴岡八幡宮・北鎌倉方面へ徒歩約15分、または、鎌倉駅東口2番のりばから江ノ電バス(大船駅・上大岡駅・本郷台駅行きのいずれか、約5分)で「八幡宮裏」下車徒歩2分
住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
駐車場:障害者の方のみ予約可能な駐車スペースあり
基本情報
お店の種類
カフェ
ジャンル
軽食
メイン料理
パン・サンドイッチ、スイーツ
利用シーン
1〜4名
こだわり条件
落ち着いた空間