ここに来れば神戸のあゆみが分かる!兵庫区に『神戸市歴史公文書館』が開館しました 神戸市
このたび兵庫区にオープンしたのは、行政活動の基盤ともいえる公文書の保存・管理を行う『神戸市歴史公文書館』。国の有形文化財にも指定されている「岡方倶楽部」の建物が活用された別館では、神戸のあゆみが一目で分かるパネル展示なども行われています。
「公文書」と聞くと一見難しく感じられましたが、パネルや映像が面白く、建物と相まってタイムスリップしたような感覚に!一般の人にこそ見に行ってほしいその展示内容と、施設の活用法を取材しました。
同館は神戸市営地下鉄海岸線・中央市場前駅から歩いて7分ほどの場所にあり、およそ20万点の資料が保管されています。
本館1階は公文書や写真、歴史資料などを見られる閲覧室、2階から5階は収蔵庫となっています(一般の方は入室不可)。来館したらまず手荷物をロッカーに預ける必要があり、一点ものの資料が汚れることを防ぐため飲食物やボールペンなどの持ち込みはできません。
閲覧室に置かれている資料はすぐに見ることができますが、収蔵されている資料や公文書などは「利用請求書」か「簡易利用申込書(全部利用と書かれているもの・即日観覧可)」で申請を行ったうえで見ることができます。資料の貸し出しや持ち出しはできません。
記者が参加した内覧会では、特別に2階の収蔵庫も見せていただくことに。ここには地図や市政の刊行物のほか、阪神・淡路大震災の関連文書が保管されています。
震災関連文書については他の所管課が管理している資料もあり、今後は一元管理をして利用しやすくしていく方針だそう。大切な資料がしっかりと守られ、次の世代に引き継がれていってほしいなと感じました。
また別館は国の有形文化財にも指定されている「岡方倶楽部」の建物を活用。こちらは誰でも予約なし・無料で観覧が可能です。外観や内観にはその意匠を引き継いだ形となっており、建築におけるポイントを楽しめるのも魅力の1つ。
2階ある2つの展示室では、資料やパネルを使って「神戸市政のあゆみ」を紹介。かみ砕いた説明もあり、子供でも分かりやすい内容となっています。
そのほかデジタルサイネージでは市の年表や変遷を確認できるほか、市が撮影した初公開の映像なども見ることができます。個人的にはこの映像がどれも面白く、歴史展開をより分かりやすく学ぶことができました。
また3階の展示室では公文書館や岡方倶楽部に関する常設展示のほか、企画展示を見ることができます。現在企画展示では、本館を建てる際に行われた発掘調査で出土した品などが展示されていますよ♪
担当者は同館について「神戸の歴史に興味を持ってもらえるきっかけになれば」とコメント。住んでいても知らないことはたくさんあるので、大人になってからもこうした展示から学びを深めていきたいなと感じたのでした。
オープン日
2026年6月1日(月)
場所
神戸市歴史公文書館
(神戸市兵庫区本町2丁目3-33)
時間
9:00~17:00
※収蔵庫からの資料の出納は9:00~12:00、13:00~16:30
※利用請求は16:30まで
休館日
土日・祝日及び振替休日、年末年始(12月29日~1月3日)