最近感じたカルチャーショック
仕事も子育てもプラベートも大切にしている、ちょっとだけよくばりな
中村あゆみ、hitomi、土屋アンナ 3人によるトーク番組!
オープニングは、hitomiさんの「京都旅行での心洗われた体験」、土屋アンナさんの「海のプランクトン『チングイ』に刺されて治らない」というユニークな近況報告からスタートでした!
音楽業界のカルチャーショック:TikTokと「生」の追求
3人とも最近の音楽制作や流行の変化は
大きなカルチャーショックになっているよう。
hitomiさんが感じているのは、一緒に働いていた音楽関係の
「知り合いが減る」という世代交代のギャップ。
そしてアンナさんは音楽の形そのものの変化についてこんな印象があるそう…
アンナ
「今のロックは、世間のことを本当に叩きのめすような歌詞が多いのかなって。
我々が聞いてたロックは色々な種類があるけれど、世界平和とかプラスの意味で
歌ってるのが多かったけど、、、今は自分の不平不満を言う曲が増えたなとか。」
さらにhitomiiさんは「時代遅れかも…」と前置きながら、
若い世代のTikTokありきの楽曲制作についても、戸惑うことがあるとのこと。
これに対してアンナさんは、こんな時代だからこそ、
レコーディングでの「一発録り」や「人間の生音」を追求しているとおっしゃっていました。
あゆみさんはこの「生」へのこだわりが若い世代に新鮮に映り、
感動を与えることがあるというエピソードも披露!
時代と共に進化し続ける音楽への情熱、大いに盛り上がりました!
子育てと音楽:子供から学ぶ「今の流行」
hitomiさんは娘さんと一緒にカラオケに行くことも多いそう。
音楽に対する世代間ギャップを感じつつも
「子供が音楽を持ってきてくれる」ことへの感謝を語りました。
hitomi「子供が聞いてるものを聞いてあげることで、子供と共有し合えるなって。」
またアンナさんは自宅で子どもの好きな曲と、自身が好きな美空ひばりさんの曲を
交互に流すことで、「両方学べ」という空間を作っているそう。
情緒ある歌と今の流行を両方知ることで、
子どもの表現力を養っているという教育論が垣間見えました。
働き方・マナーの世代間ギャップ
カルチャーショックの話題は、音楽だけでなく、社会常識やマナーにも及びました。
アンナさんは、特に昭和の「努力」が美徳だった時代と、
「頑張らなくていいよ」という今の時代の価値観の違いを実感していると語りました。
アンナ
「うちらはやっぱモデルでも頑張らなきゃいけなかった。
そりゃ、もちろん今も頑張ってると思うんだけど、そのレベルが違うかなって。
バイトでも辞めるでもメール一本では絶対返せない。ちゃんと人に会って、
怒られながらも頑張りますっていうのをリアルにやってきた、多分最後の世代なんですよ」
だからこそ、その考え方・価値観の違いにギャップを覚えるそう。
また、hitomiさんは公衆電話で異性に電話をかけていた時代の恋愛と、
今のSNS時代の恋愛のスピード感の違いにギャップを感じているそう!
さらに中村あゆみさんは、電車内でのマナーにも言及!
あゆみ
「昔は優先席に若い子が座るなんてなかった。
目上の人が来たらどうぞ座ってくださいと教育されたのになって。」
アンナ
「そうできる子もいっぱいいると思うけど、できない人もまた多いのかなって思うから…」
hitomi
「多分携帯を持っているから、より無関心になっちゃうのかな。」
今は人に無関心な人が増えているという現状に警鐘を鳴らしつつも、
最終的には「未来を掲げている子供たちを最終的には信頼するしかない」と、
温かいメッセージで締めくくりました。
3人からのお知らせ
中村あゆみさん
スペシャルライブが開催されます!
「AYUMI NAKAMURA WONDERFUL NIGHT 2025 40th Anniversary」
10月24日(ビルボードライブ大阪)
10月31日(ビルボードライブ横浜)で開催です。
土屋アンナさん
11月から12月に上演するミュージカル『クリスマスキャロル』に出演されます。
hitomiさん
11月3日(月・祝)に
『hitomi 30th Anniversary Online Live「Re:CONNECT」』を
無料オンラインライブとして開催します!
詳しくはそれぞれのオフィシャルサイトをチェックしてください!
(TBSラジオ『room no.1007』より抜粋)