ガジェット好きのオアシスが渋谷に【&count(エンカウント)】有名編集者 矢崎飛鳥が店長に就任
渋谷にガジェット体験空間『&count(エンカウント)』が8月20日(木曜日)にオープンする。場所は渋谷駅から宮益坂を表参道方面に向かって約400m。VORT渋谷 east IIというビルの3階。深圳を中心とした世界各地から集められたガジェットが展示される。販売はしないということで、落ち着いてさまざまなガジェットの実物を見たり、体験したりできる。無料。完全予約制。店長でキュレーションを担当するのは有名編集者の矢崎飛鳥さん。
ベテランテック系メディア編集者がキュレーションする『雑誌のような店』
「ここで、販売して収益を得ようってわけじゃないんです」と矢崎さん。
「店舗というより、雑誌をイメージしてください。いろんなガジェットを見たり、触ったりしてもらえます。無料です。運営費は、ガジェット出展企業の方に少しづつまかなってもらおうと思いますが、お金を出さないと展示しないというわけではないです。雑誌やウェブメディアのように、あくまで僕のセレクションで置いています」
ご存じのように、矢崎さんは、週間アスキーで長年活躍したあと、Engadget日本版の隆盛を築き、現在はTechnoEdgeのファウンダーのひとりでもあり、さまざまなところでコンテンツクリエイター、キュレーターとして活躍した人物。筆者にとってもテック系メディアの先輩であり、矢崎さんがEngadget、筆者がflick!の時代には、アップルを含めいろいろな取材先でご一緒し、他カテゴリーの趣味メディアからやってきた筆者にいろいろと教えてくれた人物。一緒に『サンボル商会』として製品開発をした仲でもある。
その矢崎さんが店頭に立ち、ガジェットについていろいろ教えてくれたり、雑談に応じてくれるというのだから、こんなすごいことはない。
「単に、ガジェットを見に来るだけでなく、コワーキングスペースとして仕事をしてくれてもいいし、コミュニティとして人が集う場所になってもいい」というから太っ腹だ。
筆者を含め、矢崎さんと仲のいい編集者も、発表会の合間に空いた時間などはここで仕事をしようと目論んでいるから、そういう人たちにも会えるかもしれない。
ウェアラブルデバイスなど、装着感を試せるのが素晴らしい
運営元はFastlane Japan。Fastlaneは深圳の企業の世界展開を支援する企業。Fastlane Japanはその日本法人で、深圳を中心とした海外企業の日本展開を支援する事業を行っている。それらはオンラインで買えるものが多いが、&countはそのショールームに相当する設備。実際、ウェアラブルデバイスなどは実物に触れて質感を見たり、装着感を確認しないと買いにくいものも多い。
最近は家電量販店でもEven G2や、XREALなどの興味深いガジェットを売るようになったが、それでも我々マニアが「これは興味深い」というマイナーなガジェットは、量販店に展示されるまで時間がかかる。他の人が持ってないマイナーなガジェットが欲しい。でも、触ることもなくいきなり買うのは不安……みたいな場合には、&カウントで実際に触ってみるといいだろう。
当面、これらのブランドの製品が展示されているという。
angrymiao、Aulumu、Beneunder、Blackshark、Coros、Elegoo、Formovie、GameSir、Hollyland、Hypershell、INMO、Laifen、Liberlive、Libernovo、LIBRIDS、LOOI、Monokaro、Nothing、nubia、Of hunger、orulink、Picpak、Plaud、REDMAGIC、RingConn、Rokid、Sharge、Snapmaker、Timekettle、Xbrew、Xreal、xTool……など
筆者も今回、歩行を補助する外骨格のHypershell、誰でも簡単にギター風の演奏ができるLiberLiveなどを試させてもらったが、やはりネットで見るだけでなく、実体験できるというのは大きい。
他にもいろいろなデバイスを見て回り楽しむことができた。
「まだ、どんなスペースになっていくか分からないので、とりあえずは来て体験してみて欲しいんだよね」と矢崎さん。
今後、新製品の発表会や、体験会などが行われる場所になるかもしれない。ガジェット好きの人は、ぜひ一度足を運んでみていただきたい。筆者も奥のテーブルで仕事をしていたりするかもしれない。
(村上タクタ)