『宮﨑さん家』にいってきまーす!友達んち気分と「鶏の炭火焼き」が夢前町で味わえる 姫路市
南九州名物の「鶏の炭火焼き」が、テイクアウトで味わえると聞いたので訪問しました。姫路市夢前町の『宮﨑さん家』。ご夫婦で営む同店は、住宅が並ぶ一角にあります。
「子供の頃、友達の家に行くとき、○○ちゃんちに遊びに行ってくるって言っていたように、気軽に来られる場所にしたい」と奥様が願いを込めて名付けたという『宮﨑さん家』。
お茶を飲みながら、ゆっくりおしゃべりできるスペースを目指しているそうです。ご近所の方が散歩がてら立ち寄られることも多いのだとか。
バイク好きのご主人がバイクで各地を旅する中、九州の道の駅で炭火焼き鳥を販売している人と出会いました。5年ほど通ううちに「自分でも焼いてみたい!まだ知らない人に届けたい!」と思い立ち、始めたそうです。
今では全国各地の道の駅などで販売しているという「鶏の炭火焼き」。
「オファーがあればどこへでも出向きます」とご主人は話します。バイク旅で生まれたご縁がずっと続いていて、昨年は北海道でも出店されました。仕事をしながら、友人との交流のひとときも満喫しています。
地域のイベントで販売した「みたらし団子」。イベント限定でしたが、ご近所の方たちから熱望されたため作るようになったそうです。
道の駅で知り合った和菓子屋の師匠から学んだ直伝のタレは、丁寧に昆布から出汁をとり、作っているそうです。やわらかめのお団子に、すっきりした甘さのタレで、地元の年配の方々に大人気なのだとか。
「鶏の炭火焼き」は、特注で製作したというオリジナルの焼きかごを使って焼き上げます。以前は建築関係のお仕事をされていたご主人が、当時の繋がりの職人さんにオーダーしたそうです。
元々は九州の宮崎から取り寄せていたという鶏肉ですが、約7年前に丹波市春日町の生産者とつながったことから、地元兵庫県の鶏に切り替えました。
ひね鶏のもも肉と胸肉をミックスしているので、食感の違いが楽しめます。播磨地域ではおなじみのひね鶏は、噛み応えがあり味が濃いのが特長。やわらかなブロイラーとは味が異なります。
良質の脂が落ちて上がる炎、香りのよい煙で燻されて、これは絶対おいしいはず!
香りだけで、もうおいしい!香りだけでビールが飲めます!いえ、嘘です。食べたいです!
噛むほどに口の中に味が広がり、これはビールも進みます。ちょうど取材時に来店したお客様が「知人からもらって食べたら、この味が忘れられなくて」と話していました。一度食べたら忘れられない味、よくわかります。
播州名物はひねポンですが、同店では炭火焼きのいい香りをまとった「とりポン」です。あっさりながらもコク深い鶏の味わいで、これまたやみつきになる味です。
炭火で焼いた鶏を炊き込んだ、なんとも贅沢な「鶏めし」です。味付けは塩だけ、鶏の旨みがお米ひと粒ひと粒にしっかりと絡まっています。素材の力がそのまま感じられる鶏の炭火焼きの品々。
何度でも「宮﨑さん家、いってきまーす!」と言いたくなるおいしさでした。
人気のメニューは早くに売り切れることもあるので、遠方から訪れる際は電話で予約や取り置きの連絡をしておくと安心です。到着時間が不安な場合も相談してみてくださいね。
バイク旅が趣味で全国に人脈を持つご主人、苔などの自然写真と書道が趣味という奥様、ずっと笑顔で話すお二人に、こちらまで笑顔になり話もはずみます。
明るい空気感の中でお茶をいただきながら、ついつい長居してしまった『宮﨑さん家』でした。
場所
鶏の炭火焼き『宮﨑さん家』
(夢前町菅生澗1777-2)
営業時間
10:00~18:00
定休日
月曜日、金曜日
駐車場
2台