長生きにも効果あり?!16時間断食でホルモンや遺伝子にも影響を及ぼすワケとは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
ホルモンや遺伝子にも影響する【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
16時間断食は長生きにも効果あり!?
最後に、16時間断食で得られる効果をもう3つほど紹介します。
ひとつ目は成長ホルモンです。成長ホルモンは、脳からの指令を受けて、下垂体で分泌されるホルモンで、体内の新陳代謝の活性化や肌のハリの維持に働き、「若返りのホルモン」とも呼ばれます。通常は成長期に多く分泌され、25歳頃から急激に減少します。16時間断食で空腹状態になると、この成長ホルモンの分泌量が増えていき、若さを保つことができるようになるのです。ふたつ目はオートファジーです。これは、細胞内の不良たんぱく質などを分解してリサイクルし、生体内の環境を保つ機能のこと。16時間断食により、細胞に栄養が行き渡らなくなると、オートファジーが活性化します。これにより、細胞のリフレッシュが行われるようになるのです。そうして、老化防止や病気の予防がなされ、長生きにつながっていきます。
最後のキーワードは、サーチュイン遺伝子です。これは、老化を予防し、寿命が延びることが確認された遺伝子で、「長寿遺伝子」などと呼ばれています。この遺伝子は、普段は休眠状態で働いていないのですが、16時間断食などにより、空腹や飢餓状態になると、活発に動き出し、老化した細胞が作られないような働きをします。
このように、16時間断食では、細胞や遺伝子レベルでも、効果が見込まれるのです。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』