乙骨と真希の孫が登場!?『呪術廻戦』から68年後が舞台の近未来スピンオフ『呪術廻戦≡（モジュロ）』とは？｜あらすじ＆今後の見どころをまとめました

9/12(金) 20:00配信

「週刊少年ジャンプ」2025年41号（9月8日発売）にて、突如スタートした『呪術廻戦≡（じゅじゅつかいせんモジュロ）』。

本作は芥見下々先生が原作、岩崎優次先生が作画を担当する短期集中連載作品。『呪術廻戦』の近未来スピンオフとして、乙骨憂太と真希の孫たちの物語が描かれます。

本稿では、そんな本作のあらすじと今後の見どころを紹介していきます！

あらすじ

「死滅回游」から68年後の2086年。宇宙船、並びにシムリア星人を名乗る地球外生命体が突如現れた。

そんな中、京都で起きた連続誘拐事件の調査に訪れた乙骨真剣（つるぎ）と乙骨憂花（ゆうか）、正体を隠して地球に査察役としてやってきたシムリア星人・マル。呪術師と宇宙人、未知なる邂逅が引き起こすのは...？

乙骨憂太と真希の孫、真剣の妹。祖父である憂太に良く懐いていた。祖父から形見の指輪を貰うも、家の決まりとして真剣に所有権が移ってしまい、真剣と摩擦が生じてしまう。

乙骨憂太と真希の孫、憂花の兄。呪力を持たない特殊体質。祖母である真希に良く懐いていた。家の決まりで憂花が大切にしていた指輪を所有しており、それがきっかけで葛藤することに。

地球に査察役としてやってきたシムリア星人。マルと呼ばれている。額に第三の目があるが、人間に擬態するために隠している。

舞台は「死滅回游」から68年後、2086年の日本。乙骨憂太と真希が結婚して孫が生まれていたり、五条や虎杖が傑物として扱われていたりと、読者にとって嬉しい後日譚が明かされた第1話。

そんな第1話の内容を振り返りつつ、今後の見どころを紹介していきます。

祖父の形見の指輪がきっかけで軋轢が生まれてしまった乙骨兄妹。どこかすれ違いを見せるふたりですが、憂花は呪力を乗せた形象拳で戦い、真剣は呪力を持たない特殊体質のため呪具で戦うと、戦い方も対照的。ふたりは今後どのような戦いを見せてくれるのか。また指輪の行方は……？

作中で地球に突如現れ、難民として保護するよう要求をしてきたシムリア星人。未知の宇宙人の来訪に、「死滅回游」以来の特級事案として認定された本事案ですが、五条や虎杖らがいない中、乙骨兄妹とマルの出会いで事態はどのように動くのでしょうか。

千里眼のように人を探したり、第三の目を開眼させて相手の意識を奪ったりと、作中で様々な力を見せたマル。シムリア星人は日本人同様、呪力（に近い力）を持つと説明されましたが、その力の全容は？

真剣・憂花の祖父母として登場した乙骨憂太や真希。「死滅回游」を平定し、傑物として語られている五条悟と虎杖悠仁など、『呪術廻戦』本編で活躍したキャラクターが名前だけ登場。ここはやはり更なる後日譚が気になるところ。また、本人たちや彼らの子孫は登場するのか!?

元は割り算における「余り」を意味する言葉であるモジュロ（modulo）。剰余演算（モジュロ演算）においては≡という記号を用いて「同じ余りを持つ」関係性を表す際に使われるそうです。

スピンオフを「本編の余り」として捉えたのか、登場人物の誰かが「余りもの」なのか、三本線が『呪術廻戦 3』を表しているのか、などSNSでは様々な憶測が飛び交っています。タイトルの意味が明らかになる時はくるのでしょうか？

[文／平田特異点]

(C)週刊少年ジャンプ2025年41号／集英社
(C)芥見下々・岩崎優次／集英社

記事へのご意見最終更新: 9/12(金) 20:00