武田砂鉄氏「こんな話は無いだろう」政治資金規正法改正案 再修正のため特別委採決見送り
6月4日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案を巡り、衆院政治改革特別委員会が4日午前の理事会で、自民が、日本維新の会の要求を踏まえた修正案を新たに提出する意向を示したため同日予定していた質疑と採決を見送ることを決めたという毎日新聞の記事を紹介した。
フリーライターの武田砂鉄氏は、自民党が日本維新の会に譲歩し盛り込んだ政策活動費の「10年後の領収書の公開」に対し、「全ての領収書を10年後に公開するということ自体、我々が頷く必要は全く無い」と発言。また立憲民主党の山岸一生議員が加重収賄罪の控訴事項が10年であることを追及した際、自民党の鈴木馨祐議員が「そういったことが考慮事項であったとは承知をしておりません」と返答したことについては、「こんな話は無いだろうというふうに思います。ここまで半年間ずっとこの議論をしてきたところを全く直視しないで逃げているなという感じですよね」と述べた。