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知らなかった!『はちみつ』の食べすぎは健康に影響あり?砂糖と比較してカロリーは?

オリーブオイルをひとまわし

知らなかった!『はちみつ』の食べすぎは健康に影響あり?砂糖と比較してカロリーは?

はちみつはヘルシーな食材として知られているが、逆に健康面におけるデメリットはあるのだろうか。甘さが身上のはちみつは、やはりカロリーが気になるところである。また、乳幼児の摂取が禁忌となっていることから、その理由を知りたい人も多いだろう。本記事では、はちみつを食べすぎた場合の健康面への影響を紹介する。

1. はちみつは食べすぎたら太る?カロリーはどのくらい?

はちみつの濃厚な甘さを考えると、最も気になる点はカロリーである。砂糖の代用としてはちみつを使用するレシピは少なくないが、カロリー面におけるメリットはあるのだろうか。はちみつと砂糖、それぞれのカロリーを具体的な数字で見てみよう。

はちみつと砂糖のカロリー比較

文部科学省の食品成分データベースではちみつと砂糖100gあたりのカロリーを見てみよう(※1)。はちみつは329kcal、グラニュー糖は393kcalであるからはちみつのほうがかなりカロリーが少ないことがわかる。また、黒砂糖の100gあたりのカロリーは352kcalで、こちらもはちみつと比較して少々高めである。つまり、甘味料を使用する場合はちみつを用いればカロリーを抑えることは可能である。

甘みの強さでもはちみつにメリットあり

甘みの強さという点においても、はちみつには利点がある。砂糖大さじ1杯分と、はちみつの小さじ1杯強は甘さにおいてほぼ同等といわれている。そのため、はちみつ甘味料として使用する場合にはより少量の使用で済むのである。砂糖の代わりにはちみつを使用することによって、おおよそ50%のカロリーが抑えられるのである。

2. はちみつの食べすぎは下痢を引き起こす?

はちみつを食べて体調を崩したという例はそれほど聞かないが、まれにお腹の不調を訴えることがあるかもしれない。これは、はちみつに含まれる栄養素が影響している。はちみつとお腹の関係について見てみよう。

はちみつの糖分に含まれるグルコン酸

はちみつの糖分にはグルコン酸と呼ばれる成分が存在する。このグルコン酸は発酵によって腸内のビフィズス菌を増やすため、腸活に有効とされている。そのため、厚生労働省も腸管内で大腸運動を促す食材のひとつとしてはちみつをあげているのである(※2)。

ヨーグルトとの摂取は効率よし

腸内のビフィズス菌を効率的に増やすには、はちみつとヨーグルトをともに摂取するとよいとされている。ヨーグルトの酸味とはちみつの甘さは、味覚の点でも好相性といえるだろう。

はちみつも過ぎたるはなお及ばざるがごとし

お腹によいからとはちみつを食べすぎれば、当然グルコン酸の摂取過多となり下痢を引き起こす可能性は否定できないのである。また、砂糖よりもカロリーが低いからと食べすぎれば、当然カロリーオーバーとなる。健康な食材といえども、適量を知らないことはまさに諸刃の剣となってしまう。節度をもった摂取がベストであることを頭に入れておこう。

3. はちみつの食べすぎ以外での注意点とは?ボツリヌス菌ってなに?

はちみつは老若男女にヘルシーな食材かといえば、必ずしもそうではない。1歳児未満の乳幼児にはちみつを与えることは、厚生労働省や農林水産省が禁じている(※3)。その理由とはなんであろうか。

はちみつに含まれるボツリヌス菌

はちみつには、腸詰菌とも呼ばれるボツリヌス菌が含まれている可能性がある。大人の腸内ならば通常害はないボツリヌス菌は、乳幼児に対しては重篤な症状を引き起こす例が報告されている。ボツリヌス菌は通常の加熱や調理では死滅しないため、はちみつを料理に使用した場合も、1歳未満の子どもに与えることは避けるようにしよう。

結論

パーフェクトな健康食材に見えるはちみつも、注意しなくてはならない点がいくつかある。砂糖よりも低いカロリーとはいえ、摂取しすぎればお腹の不具合につながる可能性がある。また、1歳未満の乳幼児にはちみつを与えることは危険であることも覚えておく必要があるだろう。はちみつは、適材適所に利用してこそその利点を発揮する食材なのである。(参考文献)
(※1)運営元:文部科学省
該当ページ名:食品成分データベース(甘味料)

(※2)運営元:厚生労働省
該当ページ名:便秘と食事

(※3)運営元:厚生労働省
該当ページ名:ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。

(※3)運営元:農林水産省
該当ページ名:赤ちゃんを守るために

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 児玉智絢

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