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THE BAWDIES『START UP!!-ロックの春2021-』ライブレポートーー転がり続けてきたロックの結晶に、心の大合唱

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THE BAWDIES 撮影=ハヤシマコ

感染対策をしながら安心・安全にライブが楽しめるよう、指定の足場でじっとEAST UP!! STAGEのトップバッターを待つ観客たちのボルテージは高まり切っている。そこに、颯爽と登場し「心の雄たけび番長、オレたちがTHE BAWDIESだ!」とROY(Vo.Ba)が宣戦。「みなさん、心で一緒に歌ってください!」と声をかけ、「LET’S GO BACK」でライブをスタート。のっけからご機嫌なロックナンバーで、みんなと一緒に抑えていた衝動を解き放つ。「心で一緒に歌ってください!」と言っていたけど、<Ba-pa-pa-ba-pa-pa-la >と聞こえてくるような、本当に心でシンガロングしている!と思える圧巻の一体感。声を出して声援を送れなくても、一緒に歌えなくても、心で繋がっていたら一緒にライブを作りあげられる。どんな状況でも、ライブは楽しめるんだということを証明した光景が早くも広がり、目頭が熱くなる。


THE BAWDIES

ライブの勢いはそのままに「IT’S TOO LATE」へ。全身をつかってギターを奏でるJIM(Gt.Cho)のはちきれんばかりの笑顔に、こちらも心が踊る。生のライブがもう楽しくて仕方がない、「これだ!これこれ!」という高揚感がぐんぐんと増幅。その場で高く高くジャンプして、テンションを突き上げていく。

THE BAWDIES

「雨が降り続けているような状況かと思いますが、必ず太陽は登り、オレたちを暖かく照らしてくれる。そう信じて作った曲です」と、昨年10月にリリースした「SUN AFTER THE RAIN」を披露。明るい希望に満ちた楽曲が、心に染みわたる。

THE BAWDIES

感動的なシーンから打って変わって、暗転があけるとお馴染みの「HOT DOG 劇場」に。赤いリボンをつけたROYと、TAXMAN(Gt.Vo)が『魔女の宅急便』オマージュの小芝居を繰り広げ、MARCY(Dr.Cho)がパンでソーセージ白刃どりをして「HOT DOG」が完成! わざわざ小道具やBGMまで作って、1曲分の尺を使ってみせる時間が可笑しくて仕方がない。小芝居込みでぶち上がるナンバーから「SKIPPINN’ STONES」と畳み掛け、フロアはダンス&ハンズアップ。ラストは「JUST BE COOL」でROYがシャウトを響かせ、幕を閉じた。

THE BAWDIES

どんなことがあっても、明るく前のめりに転がり続けてきた、THE BAWDIESらしいロックンロールなステージだった。この日の続きは、4月より始まる『FLASH BACK '09 & '10 TOUR』で。

THE BAWDIES

取材・文=大西健斗 撮影=ハヤシマコ

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