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悪玉コレステロールを減らし、骨粗しょう症も防ぐ!血管と骨の若々しさを保つ女性ホルモン「エストロゲン」の働きを紹介【眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話】

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悪玉コレステロールを減らし、骨粗しょう症も防ぐ!血管と骨の若々しさを保つ女性ホルモン「エストロゲン」の働きを紹介【眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話】

知っておきたいエストロゲンの働き

エストロゲンが作用する部位

美容面の働き

髪の太さや密度、ツヤを守る

発毛を促し、髪の毛1本1本の太さを保ちます。髪の毛の寿命を延ばす作用もあるため、毛の密度も維持。逆にエストロゲンが減少すると抜け毛・薄毛が目立つようになります。

ふっくらとしたバストやくびれたウエストをつくる

全身の脂肪のつき方のバランスを整えるのもエストロゲンの役目。バストやヒップに脂肪を蓄え、丸みのある女性らしいシルエットをつくります。

肌の弾力、ハリ、うるおいを保つ

美肌に欠かせないコラーゲンの産生を促し、ハリや弾力をもたらします。さらに肌のバリア機能を高めて水分を蓄え、みずみずしい肌に。

妊娠に関わる働き

子宮内膜を厚くして妊娠に備える

子宮内膜を増殖させて厚くする働きが。子宮内膜が十分な厚さを持つと、受精卵にとってベッドのような状態になり、着床しやすくなります。

卵胞の発育をサポートする

卵胞の発育を促す働きがある「卵胞刺激ホルモン(FSH)」は、同時にエストロゲンの分泌も促します。卵胞が育つ過程で欠かせない存在です。

健康面への働き

代謝を促して肥満を予防する

エストロゲンは筋肉を維持し、代謝を促す働きを持ちます。エストロゲンが減少すると女性は太りやすくなり、更年期以降は特に、内臓脂肪が増加しやすいです。

血管の弾力を保ち、関節をしなやかにする

エストロゲンが生成を促進するコラーゲンは、血管や関節の軟骨の主成分。血管や関節がしなやかで弾力性があれば、動脈硬化や関節痛を予防します。

悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

エストロゲンの材料となるのがコレステロール。エストロゲンは悪玉コレステロールの値を低く保つ働きがあります。

メンタルを保つ働き

自律神経を安定させる

幸福感をもたらす「セロトニン」の生成に関わるため、メンタル面に安定をもたらします。また自律神経のバランスを整え、副交感神経の働きを高めて気持ちをリラックスさせる作用も。

骨や脳への働き

記憶力を維持する

脳の神経細胞を保護するなど、脳にもよい影響があります。また、記憶に関連するアセチルコリン、意欲に関わるドーパミンなど、重要な脳の神経伝達物質の分泌にも関わっています。

骨を丈夫に保つ

古くなった骨を壊して新しい骨をつくる「骨代謝」を調整する働きがあります。エストロゲンが減少すると、骨の破壊を抑制できなくなり、「骨粗しょう症」のリスクが急増します。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話』著:高尾 美穂

【著者紹介】
高尾美穂(たかお・みほ)
医学博士・産婦人科専門医。東京慈恵会医科大学大学院修了。同大学附属病院産婦人科助教、東京労災病院女性総合外来などを経て、女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道の副院長に就任。日本スポーツ協会公認スポーツドクターで、ヨガ指導者でもある。「すべての女性に、よりよい未来を」をモットーに、医療、ヨガ、スポーツの3つの活動を通じ、専門的な知識をわかりやすく伝える啓発活動にも積極的に取り組み、テレビなどのメディア出演、講演活動、stand.fm「高尾美穂からのリアルボイス」でメッセージを発信するなど、多方面で活躍中。『今日も一日ご機嫌で 高尾美穂流生き方ガイド 体も心もいい感じ』(清流出版)『高尾美穂のオトナ世代のこころとからだ相談室』(扶桑社)など著書多数。

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