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愛犬を『甘やかしすぎる』と起こること5選 飼い主が意外とやりがちなタブー行為とは?

わんちゃんホンポ

愛犬を甘やかしすぎると様々なトラブルの原因に

皆さんは日頃「愛犬を甘やかしすぎているかも……」と自分の行動に不安を覚えることはありませんか。例えば、以下のような行動は犬を甘やかしてしまう行為に該当します。

✔一度決めたルールを愛犬の態度でころっと変える
✔愛犬のわがままな要求にも毎回応じてしまう
✔吠える、唸る、破壊するなどの問題行動を叱らない
✔叱るときも笑顔や間伸びした声で注意するにとどめる
✔飼い主の気まぐれでおやつや食べ物を与えてしまう

以上のような行為は意外と多くの飼い主さんがやりがちです。しかし、こうした行動が常習化すると、犬は要求を聞き入れてもらえることや問題行動が当たり前の日常となってしまいます。

すると、いざ思い通りに行かなかったときに問題行動を起こしたり、飼い主の指示を聞かずに大きなトラブルに発展するケースもあるので、日頃から叱るべき時は叱り、誉める時は褒めてメリハリのある生活を送らせることが重要です。

愛犬を『甘やかしすぎる』と起こること5選

もしも愛犬を甘やかしすぎてしまった場合、どのような問題を起こすことが懸念されるのでしょうか。

1.要求吠えや破壊行為などの問題行動

まずは要求吠えや破壊行為といった問題行動がエスカレートする恐れが懸念されます。

今まで何でも要求が通ってきたため、思い通りに行くことが当たり前になってしまっている犬は、いざ思い通りに行かないと要求吠えや破壊行為によって不満をアピールするようになってしまうのです。

さらに、ここで「反応しない」「応じない」「叱る」といった正しい対応をしなければ、より状況が悪化してしまうので、毎回きちんと向き合って叱るようにしてください。

2.他者や他の犬への攻撃によるトラブル

愛犬を甘やかしすぎていると、犬は飼い主に対して強い依存心を持つようになります。その反動から、飼い主以外の人や犬に対して強い警戒心が働くようになり、攻撃的な態度をとるようになることも珍しくありません。

他者や他の犬に吠えかかったり、噛みつこうとしたりすることで、相手とトラブルに発展するケースもあります。こうした状況に備えて、日頃からきちんとコマンドトレーニングを行っておくことが重要です。

3.飼い主の姿が見えないと極度の不安に襲われる

愛犬を甘やかして常に一緒にいると、飼い主の姿が短時間でも見えなくなると強い不安に襲われてしまう『分離不安』を発症するリスクが高まります。

これは犬自身にとっても過度なストレスを抱えることになり、非常に辛いです。日頃から甘やかしすぎず、遊ぶ時は遊び、お互いにひとり時間を過ごす時間も作るなど、適度な距離感をとって生活することを心がけましょう。

4.肥満になり怪我や疾患のリスクが高まる

愛犬が欲しがるだけドッグフードやおやつ、あるいは飼い主が食べている食べ物を与えてしまうと、当然ながら肥満になってしまいます。

肥満は万病の元とも言われるほど多くの疾患の原因となります。また、関節を痛めたり怪我を負うリスクも高まるので、きちんと食事管理は飼い主の責任として行ってください。

5.飼い主の指示を聞かなくなり手に負えなくなる

犬を甘やかしすぎた結果、飼い主よりも自分の方が偉いんだと勘違いしてしまい、結果として飼い主の手に負えなくなってしまう……という最悪の結末を辿ってしまうケースも残念ながら存在します。

愛情を込めて可愛がっていたはずの愛犬が、思い通りに行かないと噛み付いたり激しく吠えたり、家の中を破壊して回ったりと惨状を引き起こしてしまうのです。

「手に負えない」とボランティア団体や保健所に持ち込む飼い主もいるので、お互いのためにも必要なしつけはしっかり行い、正しい信頼関係を築いていくことが大切です。

まとめ

愛犬を甘やかしすぎてしまうと、飼い主の手に負えないほどの問題行動を引き起こしたり、愛犬にとってもストレス過多な生活を送ることになってしまいます。お互いに快適に生活するためにも、甘やかしすぎず、メリハリのある生活や必要なしつけを行ってください。


(獣医師監修:寺脇寛子)

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