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TRUE 最新シングル制作で感じた「受け入れることで生まれた強さと楽しさ」 2022年の抱負も語る

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TRUEの最新シングル「Happy encount」が1月26日に発売される。TVアニメ『リアデイルの大地にて』OPテーマとなっているこの楽曲は「TRUE史上最もポップな楽曲」と銘打たれているが、その言葉通りのポップネスを内包した作品になっている。この一枚に収められている三曲についてと、2021年TRUE自身はどう成長して、どうライブや楽曲に向き合ってきたのか。詳しく話を聞いた。

■自由に楽しく歌った結果が「Happy encount」

――まずは2022年、一回目のインタビューになるので、2021年の振り返りからお聞きしたいのですが、2021年はTRUEさんにとってどんな年だったのでしょうか?

とても忙しくて意味のある1年になりました。前進も出来たし、それ以上に飛躍できた年になったんじゃないかなって思ってます。ワンマンライブも2回開催することができたし、アーティストとして『コトバアソビ』というアルバムを作れたことが凄く大きな出来事だったなと。たくさんイベントにも出演させていただいて、自分の役割とか、今まで迷い迷っていたことが無くなって凄くスッキリとした気持ちになった1年でしたね。

――『コトバアソビ』は本当にいいアルバムでしたよね。やってきたことのピースが全部はまった感があるというか。あれを作ったのはやはり大きかったと?

大きかったし、新たな表現もたくさん得ることができて、知らない自分に出会うことができたなって思ってます。

――それを受けての今回のシングル「Happy encount」です。「TRUE史上最もポップな楽曲」ということですが、どういう楽曲に仕上がっているのでしょうか?

今回TVアニメ『リアデイルの大地にて』という長く愛されている、ファンがたくさんいらっしゃる大作のOPテーマということで、作品のこともかなり意識をして制作しました。あとはコロナ禍ということもあって、どんな楽曲を生み出すべきかと考えた時に、とにかく多幸感があって幸せで元気な楽曲を、今だからこそ生み出したいという気持ちがあって、こういったポップな楽曲を制作しました。

――聴いた時の印象として、アイリッシュっぽい弦、バイオリンが使われているのが気になりました。

そうですね、アイリッシュ民謡によくあるフィドル演奏のバイオリンの音色も、私の中だと初めての挑戦でしたし、新たな表現も獲得できたんじゃないかなと思っています。

――まさに『リアデイルの大地にて』の世界観というか、ファンタジーな居酒屋に流れているような雰囲気ですよね。あと、こんなに多幸感があるポップで可愛い曲なのに、ボーカリゼーションが凄い力強いなと思ったんですよ。意図的に力強さみたいなものは意識されたのでしょうか?

私の中だと力強さというよりも、こう表現しなきゃいけない、っていうのを取っ払って自由に楽しく歌った結果っていう感じなんです。

――自由に、ですか。

ある意味、背負っているものがちょっと軽くなったっていうとあれなのかな。例えば伝えたいことがあったら、今までは100の力で伝えていたんだけど、100の力で伝えなくても伝わるものがきちんとあるんだということが分かったというか。もうちょっと私自身が音を楽しむことで、伝わるものがあると思ったんです、そこに賭けてみたいっていう気持ちがあって。だからこの曲はわりと「己」で表現出来たかなと思っているんです。力が抜けてるって感じですね。

――なるほど。あえてアタックの強い、インパクトのある歌い方をしてるのかなって思ったんですが、自分の中から生まれて来た表現なんですね。

そうですね、勝手に生まれていると思う。心の動きというか、自分の心を表現するのに、たぶんそのやり方が一番フィットしたんですよね。

――それはご本人を前に凄く失礼ですけど、レベルアップを感じますね。

ありがとうございます!

■心の動きを素直に表現することが怖くなくなった

――TRUEさんって僕の中では、ちゃんと狙って打てる人、っていう印象なんです。作詞もできて、アニメもお好きだから作品のコンセプトにハマる楽曲を作れる。今回もそういう感じで作られたのかなと勝手に思っていたんですが、アーティストとしての成長が生み出したものなんですね。

うん、心の動きみたいなものを、素直に表現することが怖くなくなったというか。

――それは何かきっかけがあったんでしょうか?

きっかけはここ数年のライブとみなさんとの対話ですかね。ファンと過ごす時間だと思う。

――それは培ってきたものが、信頼として出来てきた、ということでしょうか?

そうですね。ファンの方と過ごす時間や、昨年1年を通して凄く大きなイベントのトリを務めさせていただく中で、自分の在り方とか、自分の表現の仕方に迷いがどんどんなくなっていって、今凄くスッキリとした気持ちなんです。なので上手く歌うというよりも、どうやって心を響かせようか、どうやって伝えようかって、だんだんシフトチェンジしてきているというか。その自然な結果がここに辿りついているんじゃないかなと思っています。

――なるほど。

もちろんテクニカルなことは週に1度ボイストレーニングをずっと欠かさずやっているので、様々な表現が身に付いてはいるんですけど、そのセレクトの仕方がより心にフィットしているというか、その時の心のままに、歌い方をどこか無意識でチェンジしていってるんじゃないかなと思っています。

――それは場数もあるでしょうね。

それもあると思います。たぶん自信も付いたんだと思いますね。

――そして今作ももちろん作詞をされています。今曲の作詞家としてのキーポイントはどの辺でしょう。

力を張らずにとにかく言葉で遊ぼう、ですね!

――それは『コトバアソビ』の時もちょっとありましたよね。

さっきも言ったとおり、伝えたい事を全力で伝えることが、表現の正解じゃないと思うようになって。音のはまり方や跳ね方、音の中の遊びだったり、そういうものに素直に言葉を綴ることで伝わるものってあるんじゃないかなって。特に今回の場合は1曲を通しての多幸感だったり、ハッピー感みたいなものを凄く重視して作っているので、言葉の意味というよりも響きからなる印象を大事に作っていきました。

――可愛いですよね。「フリーでイージーなブリーズ」とか。こういう言葉遊びがポンと入ってくるのは聴いていて気持ちいいですよね。

ありがとうございます。

――作曲の成本智美さんと、編曲のトミタカズキさんの手掛けた楽曲に対しての印象もお聞かせ頂ければ。

曲に関しては、実は最初はフィドル(弦)がなくて、アレンジをしていく中でこちらから「アイリッシュっぽいフィドルを使ってみたらどうですかって?」って提案をさせていただいたんです。曲は今回コンペで決めさせていただいたんですけど、その時にピカイチに私が表現したいこととマッチしていたのがこの楽曲なんです。

――その中でも特に気に入った部分はどこだったのでしょうか?

とにかくメロディラインが面白くて、誰が聴いても楽しくなれるようなメロディだったんです。アレンジは前回のアルバムで「MUSIC」を作曲していただいたトミタカズキさんとの新たな出会いがあって、凄く信頼できる方なので今回もトミタさんの方にお任せという感じになりました。

■自分に合わないものも受け入れたい

――そして今回はもう2曲収録されています。ひとつが「inverted world」。単純に訳すると「逆転世界」とか「逆さまの世界」みたいな感じですよね。

今自分がいる場所とは、全く別の世界に行きたいっていう願望って、みんなあると思っていて。この曲はちょうどアルバム制作時に同時進行で制作をしていたんですけど、その時の自分の心境としては、アルバムで様々な作家さんや楽曲と出会うことで、今私が持っていない表現を獲得したいとか、今ちょっと動けなくなっている自分の、その先に行くにはどんなものが必要なんだろうって凄く模索していた時期だったんです。

――新しい一歩を踏み出すには、みたいな感じですね。

自分があんまり良くない、合わないって思っていたものも受け入れたい、という気持ちが凄くあったんです。そんな時に制作した楽曲なのでこういうタイトルを付けて、こういう歌詞が自然に浮かんで来たんじゃないかなと思っています。この曲はアプリゲーム『夢職人と忘れじの黒い妖精』の主題歌でもあるので、ゲームのこともかなり意識しました。

――『夢王国と眠れる100人の王子様』に続く「夢100」シリーズの最新作ですね。

はい、「夢100」シリーズということで、夢を追いかけたり見つめたりとか、「夢」がテーマになっている作品でもあるので、そういったところも意識して書いています。

――楽曲からは凄い前向きな印象を受けました。

前向きなんだけれども、ちょっとした破滅と破壊、からの再生みたいな。

――「扉解き放したら、鳥はどこへ逃げていく」とか、たしかにそういう言葉も使われていますもんね。でも追い求めて前に進む、そういう曲だと思います。今、お話伺って、TRUEさんってなんか何でも受け入れられそうな度量の深さを勝手に感じていたんですが、ちょっと苦手だなとか、合わないなとかそういうものもあるんですね。

凄くあります! 確かに色んなものに興味があるし、何にでも手を出すんですけど、私自分のものさしみたいなものがハッキリしているので。自分が良くないとか嫌だと思ったことには、首を縦に振らないですね。意外に頑固だと思います(笑)。 だけど柔軟でもいたいという気持ちもある。新たな出会いは大事にしたいとは思いますけど、納得が出来ないと先に進めないタイプですね。

――そういう自分のことを分析されていて、さらに前に進もうとされていると?

うーん、もどかしい所もありますね。もっと柔軟に楽に生きれたらいいなとはよく思いますけど、そうすると何かを生み出すことも止めてしまいそうな気がするので。こういう風に生きていくしかないのかなって思っています(笑)。

――ちょっと脱線してしまいました。曲の話に戻りますが、「inverted world」はリズム隊が喰い気味でグイグイ入ってくるのが凄く気持ちよかったです。これは意図的なのでしょうか?

そうですね。アッパーな楽曲を作りたいと思っていたんです。ゲームの主題歌ということもあったので、ある程度の華やかさと強さは必要だというのもありつつ、メロディラインと歌詞で憂いを出せていけたらいいな、みたいなバランスは狙って作っています。あとはベースがやりたい放題ですね(笑)。

――そこに負けてないボーカルがかっこいい一曲だと思います。

凄く歌っていて気持ちよかったです。とにかくお洒落なサウンドを書くなあと。h-wonderさんには毎度助けられているというか。

――TRUEさんって歌録りの時は、何度もテイクを重ねて完成させるタイプなんでしょうか?

歌録りをする前に、自分の中で納得できる着地点を見つけるまで、別途歌ってみてから挑む感じですね。結構色んな歌い方をスタジオに入る前に試すんですよ。

――事前に表現も練習して本番を迎えると。

そうですね。歌ってみて、それを録ったものを聴いてみて、こっちのアプローチの方がいいかな? とか何度も繰り返してマイクも変えてみたりして、それが定まってからはあまり歌いませんね。

――そこに至るまでが結構模索の時間が長い。

はい。だから最終的に録ってあるものに関しては一発録りに近いです。この「inverted world」なんかは、ほぼ一番最後のテイクで一発録りです(笑)。

――それは上手い人しかできないことなのでは……! 楽曲を聴いていても、ライブに近いグルーヴ感をいつも感じるので、結構一発録りなのかなと思ったんです。このグルーヴってどこで生まれているんだろうなって凄く気になったので。

それは曲の力だと思います。とにかく歌っていて気持ちいいですから。どれを歌うかを選ぶのは私だったりするので、自分の中でより表現の仕方に合ったり、歌い方に合ったりするものを選んでいたりします。

――「inverted world」に関してはそこがバッチリはまったという感じをうけました。

そうですね。h-wonderさんとはお付き合いも長いので、なんとなくお互いのグルーヴが分かるというか(笑)。

■今、音楽を生み出すことが凄く楽しい

――そして3曲目「透過」です。これはどういう楽曲でしょうか。

この曲でまた新たな表現を獲得出来たなと思っています。アルバムの中でも「空を読む物語」という楽曲があって、その歌い方や表現の仕方って凄く今まで自分の中になかったんですが、それを見付けた時に本当にしっくりきたというか。この表現を今後も忘れたくないと思って今回この楽曲を作ったんです。

――ああ、確かに「空を読む物語」と共通点はあるかもしれない。

これ、デモの段階だと確かプラス2か3くらいキーが高かったんですね。きっと気持ちよく歌い上げるような楽曲になるんだろうなって思ったんですが、もうちょっとキーを下げて、ひとつの部屋の中で完結するような物語を歌ったほうが面白いものが出来るんじゃないかなと思って、今回こういう表現にしてみました。「Happy encount」との幸せの広さの対比が面白いんじゃないかな。

――確かに狭い世界での物語だと感じました。歌詞も凄く詩的で、色んな解釈が出来る気がします。

聴く人によって違うんじゃないかな。

――ご自身の中で狙ったものはあるんでしょうか。

もちろん狙って全部書いてはいるんですけど、私の中で見てる景色と聴く方で見てる景色がイコールじゃなくていいなと思っていて。

――聴いている人にそこは委ねる?

見ている景色がイコールになって欲しい曲と、そうじゃなくてもいいなっていう曲があると思っているんです。この「透過」に関しては聴く人によって見える色や世界観が違っていいなと思っているんです。作詞家としても新たなチャレンジだし、新たなTRUE楽曲も見せられるじゃないかなって思っています。

――新しいTRUEさんを発見出来た感じがしました。メロウな感じかと思ったら、結構アッパーな部分もあるし、面白い楽曲だと思います。愛と想いを歌っているというのが3曲に共通している感じはありますね。

そうですね、愛と幸せを歌っているって感じです。ただ切り口は全く違うなと思っていますね。

TRUE

――ご自身の中でこの3曲のバランスってどうなんでしょうか?

凄くいいバランスに着地できたんじゃないかなと思っています。こういう3曲をセレクトできるのも前作のアルバムを経てるからこそだと思うので、凄く良い流れで音楽制作をしているなって。

――楽しんで作っている感がありますよね。

本当に今生み出すことがとにかく楽しくて。もちろん表現することも歌うことも楽しいんですけど、同時に音楽を生み出すことが本当に凄く楽しい。生み出すことに対して苦痛だなと思うことも今まで多かったんですけどね。

――そういう時期もあったんですか?

めちゃめちゃありました。だけど今、自分の中から溢れてくるものをどんな形にしようかとか、どう切り取ろうかとか思っている時間が本当に凄く楽しいんです。

――それは2021年の色んなライブや制作を超えてって生まれた感情でしょうか。

そこで得たものが大きかったんだと思います。自信ってなんなのかって自分ではよくわからないけど、ステージに立つことに迷いが無くなっていることとか、制作を純粋に楽しいと思えることとかが自信なんだったら、本当に1年間で自信が付いたと思う。

■ファンとの絆をより深める1年にしたい

――2020年は業界も含めて、コロナのせいで全部が停滞していたと思うんですが。

私個人的には2020~2021年はそんなに止まっていた感じがなくて。2020年は制作の1年にしようと思って、とにかく音楽作っていたし、2021年は作りながらも発信する1年にしようと思ったから、とにかく忙しく様々なイベントにも出演させていただいて表現し続けてきたので、私個人的にはコロナ禍だからといって止まった感じがないんですよね。

――ちょっとやり方が変わったぐらい?

そうですね。ただそれも面白いなと思って。

――面白いなって思えるのは強いですよね。

あまりストレスを感じず色々と出来たかもしれない(笑)。

――2022年はどういう一年にしていきましょうか。

今年はファンの方との絆をより深める1年にしたいなと思っています。ファンクラブを発足してからもうすぐ1年半ぐらい経つんですけど、本当にこれまでファンの方からいただいたものが大きかったと思っていて。例えば「Another colony」に込めた「負けちゃいけない」っていう想いを、私以上に意味のあるものに育てて返してくれたのは、ライブに来てくださるお客さんやファンの方々で、「DREAM SOLISTER」の音楽が続いていくっていうメッセージを、私が意図した想い以上に楽曲に意味を載せて返してくれて私を成長させてくれているのもお客さんやファンの方々なんです。

――ファンとの音楽を通じた交流ですね。

なので2022年はよりそういった絆を深く結べる1年にしたいです。もちろんたくさんイベントにも出演させていただきたいですし、様々な表現していきたいなと思うんですけど、同時にファンクラブとかも大切にしていける1年に出来たらなと思います。

――確かにTRUEさんの楽曲って育っている印象はありますよね。

そうなんです。リリースしてからのその先、育ってから戻ってくる振れ幅が凄くて。

――TRUEさんに対するファンの信頼感が強いと思うんです。作品が好きで曲に触れる人がたぶん多いと思うんですけど、「この人はちゃんと作品が好きで想いを持って作っている」っていう信頼があるんですよね。

楽曲だけ知ってもらうのではなくて、私自身の人間性を知ってもらうことで育っていくものもたくさんあるなってことを、ライブを通して教えていただいていますね。もっともっとたくさんの方に届けたいし、もっともっと今いるファンの方の輪も広げて、大きなものに成長させていきたいです。そのためにもたくさん音楽を生み出して、私って人をもっと知ってもらいたいと思っています。

弱さを受け入れられたからこそ、強くなれた

――2014年にTRUEとしてデビューしてもう今年で8年目になります、TRUEの名前で活動していく中で、自分の性格を含めて変わったなって思うことってあるんでしょうか。

いっぱいあります。私は本当に自信が無い人だったんですけど、一生懸命自信がある人に見せたいなと思ってステージに上がっていたんです。でも一度凄く折れてしまって、歌うことが怖いと思った時期があって……。その時に私に歌う勇気や、歌う意味を教えてくれたのはやはりファンの方なんです。7年前の自分からすると比べ物にならないぐらい今の私は強くなったと思っていますね。

――僕の中ではTRUEさんは比較的強い女性の印象がありました。

めちゃくちゃ虚勢を張っていたというか(笑)。 誰にも負けたくない! 強くいなきゃ! みたいな思いが強かったんですけど、今はもうちょっとスッキリとした気持ちですね。自分自身を表現することがあまり怖くないというか。

――そこは大きな成長かもしれないですよね。

弱さを受け入れられたからこそ、強くなれたんじゃないかなって思ってます。

――ライブも観ていてどんどん自然体になっている感じはしています。

ライブの表現の成長としては、上手く歌うのをやめたというか。上手く歌おうとすると1曲を100や120の力で伝えてしまっていたんだけど、音圧では伝えられないものがあって。音圧やテクニックでは伝えられないものに、きちんと重きを置くことが大切なんじゃないかと思うようになってからは、ライブの表現がぐっと変わったと思うし。一方的に「聴いて!聴いて!」と伝えるライブはもう卒業しようって思うようになってからは、きちんと気持ちの受け渡しがお客さんとできている気がしますね。

――聴いて! って思っていた時期があったんですね。

最初の頃は思っていました。任せていただいている作品の想いとかそういうものを全部届けなきゃとか色々あったんですけど、色々と自分で模索していく中で、作品との関係性もより深くなっていったし、無理がなく表現ができるようになったなって思っています。

――全力でやっていたけど、そうじゃなくても伝わるからいい意味で力が抜けるって、もう達人の域ですね。

やめてくださいよ!(笑)

――変な話、どのジャンルも達人って、最終的には力入れなくていいんだよって言うんですよね。TRUEさんはその域に近づいている。

もちろんそのための努力は必要だと思っていて。日々トレーニングをしたり、ボイストレーニングで新たな歌い方をもっともっと獲得していきたいし、レンジをもっと広げていきたい。そういう努力はもちろん続けていくつもりだし、ひとりだと私は何も出来ないので、周りの方の力をひとつずつお借りしつつ、感謝の気持ちを忘れずにやっていくしかないのかなと思っています。

――では、最後にみなさんにコメントをいただければ。

まずはTVアニメ『リアデイルの大地にて』をご覧いただき、本当にありがとうございます。「Happy encout」で私が今感じている幸せとかを、みなさんに少しでも共有できたら。そしてみなさんからいただいた幸せを、これからひとつずつみなさんにお返ししていけたらなと思っているので、是非作品や楽曲を聴いて、たくさんのハッピーに遭遇してもらいたいです。そして2022年も思い切り力強く! 前進していこうと思うので、引き続きTRUEの音楽のサポートをよろしくお願いします!

インタビュー・文:加東岳史

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