今日の食事にそのまま活用！調理時間ほぼ20分以内の、栄養満点レシピ
TBSラジオで毎週月曜～木曜11:00～14:00に放送中の『ジェーン・スー 生活は踊る』。
今回のゲストは、生活情報誌『オレンジページ』編集部の山田かおりさん。山田さんは「オレンジページ」創刊時から、38年ずっと続いている「Today’s Cooking」という、大人気連載を担当されています。
「Today’s Cooking」とは…
「今日の晩ごはん、なに作ろう？」と思った時に役立つレシピをご紹介されています。そんな「Today’s Cooking」は、2年ほど前にリニューアル！ずばり“ほぼ20分で晩ごはん”というテーマに進化しました。ごはん作りは毎日のことなので、時間をかけて調理するのは、なかなか大変。そんな方に向けて、手早く簡単に作れるレシピが掲載されています。
今回は、そんな「Today’s Cooking」の中から、主菜・副菜・スープ、それぞれ、ほぼ20分で完成するレシピをご紹介していただきました！すぐに使えるレシピになっていますので、ぜひ、参考にしてみてください！
まずはスープから！
調理時間は10分未満！ 玉ねぎの白ごまスープ
～2人分の材料～
・玉ねぎ：1/2個（およそ100g）
・白すりごま：大さじ1
・水：1と1/2カップ
・酒：大さじ1
・塩：小さじ1/3
・サラダ油：小さじ1
～作り方～
1）玉ねぎは縦に薄切りにします。
2）鍋にサラダ油を中火で熱し、玉ねぎを入れて2分炒めます。水、酒、塩を加えて2分煮たら、白すりごまを加えて混ぜて完成です！
出汁いらずで材料も少ないのに、白すりごまのおかげで深い味わいに…！
番組スタッフは、5分強くらいで作れちゃいました！
続いて、副菜！
旬の野菜でもう1品、白菜のコールスロー
～2人分の材料～
・白菜の葉：2枚（およそ200g）
・マヨネーズ：大さじ2
・レモン汁：小さじ1
・粗びき黒こしょう：少々
・塩：小さじ1/3
～作り方～
1）白菜を2cm四方に切ってボールに入れたら、塩をふって揉みます。10分ほど置いたら、水けを絞ってボールに戻し入れます。
2）マヨネーズ、レモン汁、粗びき黒こしょうを混ぜたら、ボールに加え、白菜と和えたら完成です！
箸が止まらない…！ボウル1杯食べられちゃうんじゃないかという美味しさ！
続いては、主菜！
タネは丸めず、伸ばして焼くだけ！えのき入りハンバーグ おろし添え
～2人分の材料～。
・合いびき肉：250ｇ
・えのきだけ：1袋（100ｇ）
・大根：5cm（およそ150g）
・万能ねぎ ：1/4束（およそ25g
・卵：1個
・片栗粉：大さじ1
・塩：小さじ1/2
・こしょう：少々
・サラダ油：適宜
・ポン酢しょうゆ：適宜
～作り方～
1）まず、ハンバーグのタネと、大根おろしを作ります。
えのきの根元を切って、長さ1cmに切ります。大根は、皮をむいてすりおろし、軽く水気を絞ります。万能ねぎは小口切りにします。ボールにひき肉、卵、片栗粉、塩、こしょうを入れて、粘り気が出るまで混ぜたらえのきを加えて、さらに混ぜます。手にサラダ油少々を塗り、タネをひとまとめにして、手のひらに数回打ち付けるようにして空気を抜きます。
2）続いて、フライパンで焼きます。
フライパンにサラダ油大さじ1をひいて、ハンバーグのタネを直径20 cmくらいの円形に広げます。
中火にかけて、両面を焼き付け、フタをして弱火で5～6分蒸し焼きにします。
フライ返しで4等分に切って器に盛り、大根おろし、万能ねぎを添えて、
ポン酢しょうゆをかけたら完成です！
パン粉も玉ねぎも使わないのにすごいボリューム！食感ふわっふわ！
えのきを加えることでグッとうまみが増して、美味しくなります！えのきの繊維をつぶさないように、ひき肉に調味料をよくなじませてから、さっと混ぜるようにすると、食感が楽しいハンバーグになります。
ほかにどんな料理を作っているのかにもよりますが、ハンバーグを焼いている間に手が空くようであれば、焼き時間を利用して大根おろしを作るのもOKです。
＜山田かおりさん＞
大学卒業後、1994年にオレンジページに入社。料理は苦手で、編集にも興味がなかったのに、なぜか編集部の料理班に配属されたんだとか。今では数々の料理本を手掛けてきた、ベテラン料理編集者としてご活躍中。プライベートでは、プロレスをこよなく愛していらっしゃいます。（この日のお洋服は「グレートムタ」。ちなみにスーさんは仙女。）