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磯子警察署と磯子小 内山さん夫妻に感謝状 通学時間帯に見守り〈横浜市金沢区・横浜市磯子区〉

タウンニュース

磯子小の江目親利校長、内山博さん、初江さん、小林署長=写真上・左から、路上で見守る博さん=写真下右、初江さん=同左

磯子区内で朝の通学時間帯に見守り活動を行う内山博さん(76)・初江さん(74)夫妻=久木町在住=に3月5日、磯子警察署と磯子小学校の連名で感謝状が贈られた。2人は10年以上にわたり、ボランティアで地域の安全に貢献。同署の小林三季署長は「地域の守り手として、交通安全に大きく貢献していただいている」と称えた。

雨や雪でも毎朝

「おはよう。今日も頑張ってね」。平日の午前7時30分過ぎ、初江さんは磯子旧道入口交差点の横断歩道前、博さんは磯子小近くの交差点に立ち、子どもたちに声を掛ける。それぞれの場所が7時から8時半までの時間帯で車両通行止めになる道路の前で、小中学生も多く通る。時には標識を気にせず通行しようとする車を止め、子どもたちをはじめ通行人の安全へ注意を払っている。進んであいさつする子どもたちも多く、「『内山さん』と名前を呼んで声を掛けてくれるとうれしい」と初江さん。

もともと町内の防犯パトロールに取り組んでいた博さんが、16年ほど前に孫の小学校入学を機に朝の見守りをスタート。約2年後、その姿を見ていた初江さんも続けて立つようになった。雨や雪など天気に関わらず、都合がつけば毎朝のように子どもたちを見守っている。博さんは「子どもたちのため。動ける範囲で続けたい」と話した。

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