今度こそ、お気に入りしかないクローゼットにする!服や小物の【捨てどきがわかるチェックリスト】
捨てるタイミングを逃さず、納得して捨てましょう
「片付けをするときは、使うもの・捨てるもの・迷うものを混ぜないことが大事」と話すのは、収納のプロ・すはらひろこさん。
「特に捨てるものの判断は後回しにしがち。まずは3つに分類して、捨てる判断をしやすくしましょう。捨てるかどうか迷う場合は、ものの『捨てどき』を知ることです。"とりあえず残していたもの"の、"使わない理由"が分かれば、納得して捨てられます。それでも悩む場合は無理に決断せず、別の場所に保管して、"もういいか"という気持ちになるのを待ってみましょう。最初はよく目につく場所から始めて、家中スッキリを目指しましょう」
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報を再構成したものです。
「判断リスト」の使い方
(1)悩むものを手に取り、判断リストの項目を1つずつチェック
(2)赤い文字の項目にチェックが付いたら即捨て
(3)赤い文字にチェックが付かなくとも、チェックした項目が多いほど優先して捨てましょう
ものによって捨てたほうが良い基準が違います。それぞれの判断リストを使って、必要のないものを手放しましょう。
まずは洋服・靴から
クローゼット
<洋服>
全身鏡に映る自分がすてきに見えなかったら、そこが捨てどき
ステイホームが続き、着用アイテムにも変化が。
出番がなくなった外出着も増えていませんか?
普段着として格下げし、たくさん着回してから処分しましょう。
かつて流行した服も、自分を古くさく見せるので手放す対象に。
「60代に入り、鎖骨があらわになる服、ルーズでくたびれて見える服、十分に元をとったなと思うぐらい着回した服は手放しました。新たに買い足した服もあります。捨てる・買うのバランスも大切」(すはらさん)
<それでも迷ったら>
捨てるかどうか迷う服は、一度着て外出してみましょう。現役で着られるものか、客観的に判断することができます。
<それでも迷ったら>
そのまま近所へ外出できないような、過去のおしゃれ着を無理に部屋着へ格下げするのは危険。着心地の良い服のみ部屋着へ。
<小物・アクセサリー>
「高かった」のは価格であって今の価値ではありません
場所を取らない、もったいない...捨てない言い訳だらけの服飾小物たち。
高価なものでも、"今"使わないなら手放しましょう。
買い取り、寄付などに出せば罪悪感も軽くなります。
<下着・靴下>
いつ何があってもいいように、1年に1回、総入れ替え
直接肌に触れるものは 、清潔感を一番大切な基準にしましょう。
見えない部分のおしゃれは手を抜きがちなので、厳選した枚数を、期限を決めて使いましょう。
構成・取材・文/和栗 恵、上薗明子 イラスト/とつかりょうこ