「世界食料デー」に合わせて「おにぎりアクション2024」が開催 SNSに投稿したおにぎりの写真が給食支援に
「おにぎりアクション2024」が10月3日よりスタート おにぎりの写真を投稿して世界の子どもたちに給食を
ケニアにある支援先の小学校で給食を楽しむ子どもたち
NPO法人TABLE FOR TWO Internationalは、国連が定めた「世界食料デー(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)」に合わせて、10月3日(木)から11月16日(土)まで「おにぎりアクション2024」を開催する。
今年で開催10周年を迎える「おにぎりアクション」とは、日本のソウルフードであるおにぎりの写真を、Facebook・X(旧Twitter)・Instagramのいずれか、もしくはおにぎりアクション特設サイトに、ハッシュタグ「#OnigiriAction」付きで投稿すると、アフリカ・アジアの子どもたちに給食5食分に相当する寄付(100円)を行えるという取り組みだ。
2015年にスタートして以来の9年間で、投稿された写真は約185万枚にのぼる。これまでに届けられた給食は約1017万食だ。
「おにぎりアクション」で深刻化する世界の飢餓問題と向き合う
国際連合食糧農業機関(FAO)をはじめとする国連機関が今年7月に発表した報告書によれば、地球上の全員が食べるのに十分な食料が生産されている一方、11人に1人が十分な食事がとれず、生存や社会的な生活が困難な飢餓状態にあるという。
この問題は近年注目され続けているが減少はしておらず、世界の飢餓レベルは高止まりしている状況だ。2023年には、なんと約7億5720万人もの人々が飢餓に直面していたことがわかった。
なお、地域ごとの栄養不足蔓延率を見てみると、NPO法人TFTが支援する東アフリカは約3人に1人(28%※)が飢餓状態にあることがわかり、ほかの地域と比較してかなり高いようだ。
※国連の5つの専門機関による「世界の食料安全保障と栄養の現状」2024年版より
「おにぎりアクション」に協賛する企業・団体の一覧
SDGs達成目標まで残り6年となったいま、国連期間やNPO法人だけではなく、さまざまな組織が連携し、解決に向けた変化を加速させていかなくてはならない。
「おにぎりアクション」は今年で10周年を迎えるが、日産セレナや、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、ニコニコのりといった企業や団体が賛同している。投稿数に応じて発生する寄付金は、協賛企業から提供される予定だ。
おにぎりアクション2024
スケジュール:10月3日 (木) - 11月16日(土)
おにぎりアクション公式サイト:https://onigiri-action.com/
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お問い合わせ先/特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International
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