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正式名称はエシャレット?『エシャロット』と呼ばれる野菜はどんな野菜?

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正式名称はエシャレット?『エシャロット』と呼ばれる野菜はどんな野菜?

エシャロットとは野菜の名前だが、海外の野菜というイメージをもつ人が多いのではないだろうか。フランスにもエシャロットという野菜があるが、日本でエシャロットと呼ばれる野菜とはまったく異なる野菜だ。エシャロットとはどのような野菜なのか、徹底解説する。

1.エシャロットとは?若採りのらっきょう

日本で食べられてきたエシャロットとは、若採りのらっきょうのことを指す。根から茎の上部までは白く柔らかく、葉は緑色をしている。

軟白栽培による柔らかさが特徴

エシャロットは、軟白栽培されたらっきょうを早めに収穫したもののこと。軟白栽培とは、根から茎の上部までを土などで覆い、日光を当てずに栽培する方法だ。この栽培方法と若採りによる柔らかさが、エシャロットの特徴である。

食感とピリッとしたさわやかな風味が特徴

エシャロットは生食も可能で、シャキシャキとした食感が特徴。また、ピリッとした辛みがあるものの強くはなく、一般的ならっきょうとは異なる味だ。

旬は3~5月

エシャロットはハウス栽培が盛んに行われているため、スーパーなどで通年販売されている。3~5月には露地栽培のものが旬を迎え、葉の部分まで柔らかく、より食べやすい。主な栽培地は静岡県や茨城県である。

2.エシャロットとは?エシャレットとは違う?

エシャロットとよく似た名前の、エシャレットという野菜がある。じつは、この記事で紹介しているエシャロットとは、本来エシャレットという名称のものなのだ。二つの名前が使われているのには、次のような背景がある。

エシャロットと同じ名前の野菜が存在

日本でエシャロットが流通し始めたのは、1950年代といわれている。当時はエシャロットという名称で取り扱われていた。ところが、フランス料理によく使われる小型玉ねぎの名称もエシャロットだったため、混同を避けるために名称を変更したのである。1960年代頃からは、若採りらっきょうをエシャレットと呼ぶようになった。しかし、現在もかつての名称であるエシャロットが使用されることも少なくない。

本来のエシャロットとは

現在は若採りらっきょうはエシャレット、小型玉ねぎをエシャロットとして区別されている。小型玉ねぎのエシャロットは、香味野菜としてフランス料理のソースなどに使われることが多い。エシャロットとエシャレットとは、本来はこのようにまったく別の野菜なのだが、本記事では引き続き若採りらっきょうをエシャロットとして紹介する。

3.エシャロットとは?どうやって食べるもの?

エシャロットは、生食もできるし加熱調理しても美味しい。エシャロットの食べ方とはどのようなものか、紹介しよう。

エシャロットの食べ方とは

基本的には、根から茎の上部までの白い部分は生食可能だが、葉の部分は硬いため加熱調理して食べる。しかし、露地栽培された旬のエシャロットは、緑色の葉も柔らかく生で食べられる。

エシャロットの食べ方による違いとは

エシャロットは、生で食べるとシャキシャキとした食感を楽しめる。また、ピリッとしたほどよい辛みも感じられるだろう。加熱するとほくほくとした食感になり、辛みは和らぎ甘みが出る。一般的ならっきょうほど辛みは強くないが、気になる場合は火を通すとよいだろう。

4.エシャロットとは?美味しい食べ方を紹介

エシャロットは生でも加熱しても美味しい野菜のため、さまざまな食べ方を楽しむことができる。

生のエシャロットの美味しい食べ方とは

エシャロットを生食する場合は、味噌マヨやアボカドソースなどにディップして食べるのがおすすめ。つまみ感覚で気軽に食べられる。生ハムをエシャロットに巻けばオシャレな前菜に。また、刻んでおかかや塩昆布などと和えて食べても美味しい。

加熱したエシャロットの美味しい食べ方とは

シャキシャキとした食感を活かしたい場合は、食べやすい大きさに切ってサッと炒めるとよい。ごま油で炒めて醤油で味付けするなど、シンプルな調理で素材の味を楽しもう。ほくほく感や甘さを引き出したいなら、グリルや天ぷらにするとよいだろう。エシャロットの味噌チーズ焼きなど、トースターやオーブンで焼く食べ方もおすすめだ。

少し手を加えたエシャロットの食べ方とは

みじん切りにしたエシャロットをツナマヨと和えて食パンに塗り、トーストにしても美味しい。エシャロットと豚肉を一緒に炒めれば、メインのおかずになるだろう。パスタの具材に使うこともできる。このように、ほかの食材を組み合わせれば、さまざまなアレンジが可能である。

結論

エシャロットとは、現在は正式にはエシャレットと呼ばれる若採りらっきょうのことである。また、小型の玉ねぎに同名のものがあることも覚えておきたい。生食と加熱するのとでは、味や食感も異なるため、特徴をおさえて好みの食べ方を見つけよう。

投稿者:佐々木このみ
監修者:管理栄養士 児玉智絢

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