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1980年代に人気爆発! アディダス「カントリー」が日本限定色で復刻

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1980年代に人気爆発! アディダス「カントリー」が日本限定色で復刻

本企画「Daddy’s Sneaker」は、30〜40歳代のパパにとって本当に使えるスニーカーを模索する連載企画。ここで言う同世代の平均的なパパたちとは、以下のように定義付けています。

・平日はスーツ姿で出勤。休日は全身ファストブランドで無難な感じにまとめがち
・休日のお出かけは、家族や子供を連れて公園や地元のショッピングモールへ
・自由に使える1か月分のお小遣いは3~5万円

そんなパパたちがスニーカー選びで押さえておくべきは以下の3点です。

・生活圏内でも浮かないデザイン
・公園でも子供と走り回れる機能性
・地方でも買えて、値段は2万円まで

以上の条件から導き出されるのは、「トレンドを超越したスタンダード」。履けば思わずテンションが上がり、とはいえ浮くことはない。ひと言で表すなら、“地に足のついたスニーカー”。ここでは、そのおすすめモデルと、その履きこなし方を紹介します。

★★連載「Daddy’s Sneaker」のアーカイブはこちら!★★
https://kakakumag.com/backnumber/?contents=158

第19回テーマ/名作をベースにした大人の万能スニーカー

さて、何だかんだあった2021年も残りあとわずか。例年でしたら、「ボーナスも出るし、自分へのご褒美ってことで、普段は躊躇してしまうチョイお高めのスニーカーでも買っちゃうか」と鼻息荒くなっているパパ世代の皆さんも、さすがに今はお財布のヒモ硬め&自粛モード継続中で、意気消沈しているのではないでしょうか。

そこで今回は、プライス以上の高見えをかなえ、かつ汎用度の高い“大人の万能スニーカー”がテーマ。しかも、それが名作モデルをベースとしていれば言うことなし。ということで、adidas Originals(アディダス オリジナルス)の「COUNTRY OG(カントリー OG)」から新色をピックアップしました!

名作モデルが数多くエントリーしているアディダス オリジナルス。その中でも、名作中の名作として知られる「カントリー」のニューモデルを紹介!

本モデルは、不朽の名作「カントリー」の伝統的なスタイルをベースに、都会的なモノトーンのワントーン仕様を採用しているのがポイント。ここでは、シューズの特徴に触れながら、どんなスタイルに似合うのか?を考えつつ“なぜ買いなのか!?”を検証してみました。

そもそも「カントリー OG」ってどんなスニーカー?

本モデルのオリジナルは、1973年に野山などの未舗装のオフロードコースを走破する競技「クロスカントリー」のために開発されたランニングシューズ。したがって、「カントリー」というモデル名も、この競技名に由来します。そういった用途で誕生しただけあり、当時の空気感漂うシンプルなフォルムとは裏腹に、耐久性と安定性の高い2層構造のミッドソールを採用するなど、かなり革新的なシューズだったようです。

後の1980年代には、エディ・マーフィの初主演作品として人気を博したアクションコメディ映画「ビバリーヒルズ・コップ」で、彼が演じるお調子者の刑事、アクセル・フォーリーがスタジャンとジーンズに合わせて履いていたことから、世界中で人気が爆発。一躍、アメカジスタイルの足元には欠かせない1足として、広く認知されるようになりました。今回紹介する「カントリー OG」は、そんな当時の雰囲気をまとった復刻モデルです。

スタイリッシュなデザインから漂う、上質なクラス感

アディダス オリジナルスの「カントリー OG」。カラーは(上)「ブラック」、(下)「ホワイト/ブラウン」

ではまず、ルックスから見ていきましょう。

ひと目見てわかるのが、履き口からトゥに向かって、美しくシャープな曲線を描く細身のフォルム。さらに、サイドに配された「スリーストライプス」以外に余計なデザインを施していないことで、ミニマルな印象を強めています。近年は、ダッドシューズの流行もあってか、フォルム大きめ&パーツの切り替えや装飾過多なモデルが人気でしたが、最近ではその反動から、こういった細身のランニングシューズに注目する人が増加中。特に、アンテナの高いファッション好きや子供っぽく見られるのを忌避する30代オーバーからの支持率が高く、そんな人々の足元にこそ、このすっきりとまとまったデザインがハマるはずです。カラーリングは、潔くブラックとホワイトのワントーンでまとめた2色を展開。今シーズンだけの日本限定カラーだそうです。しかも汎用性の面でも申し分なし!

【写真上から1~2枚目】横から見ると、シルエットのスマートさがより一層感じられるのでは 【写真上から3~4枚目】スマートなシルエット以上に印象的なのが背面。巻き上がったアウトソールの形状とトレフォイルロゴが、レトロ感を加速させています

サイドビューでは、同モデル最大の特徴と言えるソールに注目してみましょう。

まずは、2層構造のミッドソールから。本モデルはワントーン仕上げのため、若干わかりづらいですが、硬度の異なる2種類のEVA樹脂を重ねて衝撃吸収力を高めることによって、先述のように悪路をものともしないすぐれたクッショニングと安定性を両立させています。さらに、ヒール部分を大きく巻き上げたアウトソールも見どころ。走破性に寄与すると同時に、後ろ姿にアクセントを効かせています。

名作モデルの遺伝子を継承しながら、モダンに昇華

もう少し細部にフォーカスしていきましょう。

着用時に視線を集めるシュータンとヒールタブには、アイコニックな“トレフォイル”が鎮座。メタリックな輝きを放つシルバーとゴールドの箔プリントからは、アディダスを代表する名作のDNAを継承したモデルであるという矜恃さえも感じさせます。また、1970年代当時のオリジナルでは、アッパー素材にカンガルー革を使うのが主流でしたが、現在は耐久性にすぐれる天然皮革がメイン。このモデルでも例に漏れず、光沢のある上質なレザー素材が採用され、大人のムード作りにひと役買っています。

【写真上】シュータンとヒールタブにのみ色を加えることで、大人の落ち着きはキープしながら表情のあるワントーン仕様に 【写真下】アッパーに使われたレザーの表面に浮かび上がる光沢感もポイント。ホワイトでは清潔感を、ブラックでは高級感を演出しています

ラストは、同モデルの出自を示す個所でもあるアウトソールにフォーカス。グリップ力にすぐれたラバー素材に加え、波型のトレッドパターンを採用。さらに、トゥ部分やヒール部分外側のパターンに変化を付けることで耐久性を向上させています。これらの機能性もあって、クルマの運転時に着用するドライビングシューズとして愛用する人も多いとか。色も「ブラック」は「ネイビー」、「ホワイト」は「ガム」と、玄人好みのコンビネーションもよくわかってらっしゃる。ではそろそろ、実際に着用したスタイルサンプルをご覧いただきましょう。

未舗装のオフロードでの着用を想定しているため、着地時の耐衝撃性と悪路でのグリップ力にすぐれたアウトソール。色は「ネイビー」と「ガム」。同じデザインではありますが、色が異なるだけで、周囲に与える印象も大きく変わる、という好例です

細身のレトランフォルムが、足元をすっきりと見せる

2足を実際に履いてみました!

今回は、全身をブラックのワントーンでまとめて、“大人っぽさ”を意識してみました(40歳は十分大人ではありますが……苦笑)。ボトムスは、ビズカジでも使えるラングラーのスラックスを着用。ちょいフレアがかったシルエットは足長効果もあり、中肉中背のパパ世代には心強い味方。そしてトップスは、グラニフの「美味しんぼ」Tシャツの上に、1990〜2000年代ステューシーのM-65ジャケットを重ねています。で、頭に被ったのがニューエラのキャップ。ストリートテイスト強めのアイテム群に、「カントリー OG」のブラックとホワイトを、それぞれ合わせてみると……!?

アディダス オリジナルス「カントリー OG」の「ブラック」を着用
アディダスオリジナルス「カントリー OG」の「ホワイト/ブラウン」を着用

いかがでしょうか。1970年代に流行した、ややフレアがかったボトムスと、同時代のムードを宿した細身の「カントリー OG」。シューズの収まりもよく、その相性たるや抜群じゃないですか? 足元に品格を呼び込む「ブラック」はビジカジとも相性がよさそうですし、ちょっとした食事の席くらいなら余裕でこなせますね。対する「ホワイト」は、そのクリーンな雰囲気が魅力。いつものカジュアルなスタイルの挿し色、もしくはハズシとして取り入れれば、着こなしの格上げもかないます。正直、どちらかいっぽうを選ぶのは難しいので、この機会に2足の大人買いをおすすめします!

また、毎度のことながら、サイズ選びに関しては注意が必要! 再三お伝えしているように、細身で甲低めの同モデル。今回着用したのは27cmでしたが、甲高&若干幅広で普段は27〜27.5cmを選ぶ筆者の場合は、若干キツめでした(ソックスは薄手を着用)。レザーなので、履き込むうちにアッパーが伸びてなじむ可能性はあるものの、万全を期すなら1/2サイズと言わず、1サイズ上げて履くのが賢明です。

【まとめ】名作をアップグレード! 限定カラーなのにまだ間に合う1足

というわけで、今回はアディダス オリジナルス「カントリー OG」をピックアップしました。

前回紹介したリーボック クラシックの「インスタポンプフューリー エックス GTX」は、オリジナルモデルをベースに、機能性を具現化したディテールを融合させることで、現代的にアップデートさせた進化型モデルでした。これに対し、今回の「カントリー OG」は、オリジナルモデルの原型を可能な限り残しながら、上質な素材とシックなカラーリングで現代的に昇華させた“アップグレード”モデルと言えるでしょう。しかもこちらは、“日本限定カラーなのに、まだ入手可能”であるという点が最大のストロングポイント! 履きたい時に手に入って、気兼ねなく自由に楽しめる。「スニーカーって、本来そういうモノだったよね」と思ったそこのアナタ、ぜひチェックしてみてください。

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