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大泉洋「間違いなく、面白い」 TEAM NACSが全員集合!WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』完成報告会見レポート

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TEAM NACSのメンバーである森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真(左から)

結成25周年を迎えた、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真により結成された演劇ユニットTEAM NACS(チームナックス)が、開局30周年のWOWOWとのプロジェクト『がんばれ!TEAM NACS』を2021年6月20日(日)より放送・配信をスタートさせる。

メンバーが名作映画をオマージュしたヒーローに扮し、吉田羊が悪役“女帝デロリアン”として参戦する「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を皮切りに、国民的グループを目指して楽曲制作をしたり、新メンバーのオーディションを開催したりと、気になるプロジェクトが満載だ。TEAM NACSが、笑って泣いてぶつかり合って寄りそってーー。

どんなプロジェクトなのか、メンバー5人が初回放送前日の19日(土)、揃って完成報告会見をした。

「私たちの生態を撮ったドキュメンタリー」

森崎博之

ーーまずは一言、お願いします。

森崎博之:私はこの記者発表のために北海道から飛行機に乗ってやってきました。実はあまり今日の仕事が何なのかあまり知らずに。この『がんばれ!TEAM NACS』って、こんな記者発表をするような企画だったんでしょうか?(笑)無駄に壮大の企画でございます。

私たちも25周年という節目に、このような記者発表までしていただくようなお仕事を手掛けることができて、私は幸せです。本日はよろしくお願いします!
 
安田顕:今日はお集まりいただき、ありがとうございます。短い時間ではありますけれども、よろしくお願いします。

戸次重幸:本日は雨の中、お集まりいただきありがとうございます。戸次重幸役で出ている、戸次重幸です。本日はよろしくお願いします。

大泉洋:よろしくお願いします。もう50歳になろうかというおじさんたちの謎の番組ではございますけど、(会見にいる)記者の方が多いんじゃないかなと思っていまして。しかも女優さんを撮るときのように、フラッシュの数が多い気がして。これも含めて、ドッキリとか?これも含めて撮っているんですか?(笑)。たくさんお集まりいただき、恐縮です。

音尾琢真​:TEAM NACSの、目と目は離れていても、あなたの心は離さない担当の音尾琢真です。よろしくお願いします。

安田顕

ーー今回の企画の話を初めて聞いたときはどう思われましたか?

森崎:全然心の準備ができる前に、この企画が始まりました。私は北海道の農業タレントで、他のメンバーとは違って、それほど映像の仕事をやっておりません。だから映像の現場はこういうものなのかなと思って。知らず知らずのうちに、どんどんドラマの撮影が進んで、気づいたら終わって、今となってはほとんど覚えていないという状況なんです。

ドラマを撮ったとか、作品を作ったとか、そういう気持ちになる前に、撮り終わったぞという感じです(笑)。僕ら今までこういうチームなんですよって、喋っただけ。演技をした覚えもないし、セリフを言った覚えもないし、なんとなく、私たちの生態を撮っていただいたドキュメンタリーなんじゃないかなと私は思っています。

ーースタッフの皆さんもかなり豪華だったと伺ったのですが。

安田:監督の堀切園(健太郎)さんをはじめ、カメラマンさんも名だたる映画作品を撮っていらっしゃる方々。非常に豪華なメンバーのなかで、馬鹿馬鹿しいことをやっている我々を切り取っていただいたような作品。“フェイクドキュメンタリー”というジャンルで、アバウトな設定の中で、物事が進んでいきます。

(編集において)無駄を省くということが非常に重要なことだと思うんですが、脱線していくことだったり、無駄なトークであったり、そういった無駄なものが逆に切り取られることで、新しいジャンルのものができている。TEAM NACSは25周年を迎えますけども、まだまだ知らない方もたくさんいらっしゃいますので、これを機会に知ってもらえたらなと思っています。

戸次重幸

ーートークの中で、みなさんの本音なのかなという部分を感じました。見る人によってはすごく嬉しい作品だなと思いました。

安田:東京で活躍されているメンバーもいらっしゃいますし、北海道を地盤に活躍されているメンバーもいらっしゃいますけども、基本はお芝居というものを、役者というものを生業にしたいという思いでやってきた集団です。そこに至る過程としては、札幌のころは、いろいろなことをやっていかなくてはいけない。レポーター、ラジオ、インタビュアーであったり、脚本を書いたり、企画をあげたり、素の自分とは違うものを、違うフィールドで演じられてきたものが個々に礎としてあると思いますので、いろんな顔が見てもらえるのではないかと。虚虚実実の素の顔が見えるような形として、自分自身を演じているような感じ。やる側としては不可思議ではあるんですけど、我々ならではのものができているんじゃないかなと思いました。

大泉:カメラさんが本当豪華で。仕上がった映像がめちゃくちゃ素晴らしいです。堀切園さんといういい監督がやってくれているので、いろいろな撮ったインタビューが、絶妙に配置されていて。本当にドキュメンタリーにしか見えないよねぇ。すごいものになったなと、(完成したものを)見て、びっくりしました。

大泉洋

ーーTEAM NACSの新メンバーオーディション企画が気になるのですが、これは戸次さんのアイデアだそうですね?

戸次:昨今ね、オーディションが非常に熱いじゃないですか。その流れを受けまして。2匹目のドジョウになるつもりはなかったんですけども、そういったオーディションという要素をいれたらいいのではないかなと提案させていただきました。我々世代にはたまらない、スター誕生的なオーディションのテイストが盛り込まれた、素晴らしく面白いシーンになっていると思います。

ーー音尾さんもオーディションを楽しまれたのでは?

音尾:このストーリーは、我々の25周年を祝うためにどうするかと、5人が一人ずつ奮闘するお話。私もオーディションにたどり着くまでにいろいろありまして……この番組ほぼほぼ包帯を巻いているんです。私は出てないと言ってもいいぐらい。オーディションに来た方もどう触れていいのか分からないという空気になってしまって(笑)。

だけれど、そろそろ外していいよという指示もあったので、外したんですけどね。どの時点で包帯を外すのか。それが、一つが見どころかもしれない。はっきりとものを見たいというときはありますからね、肉眼でしっかりと。そういうフェイクと真実を全て織り交ぜながら作っているので、その中から出てくる真実をみなさんに炙り出すように見ていただけるといいですね。

音尾琢真

メンバーそれぞれのお気に入りのシーンは?

ーーそれぞれのお気に入りのシーンを語っていただきましょう。

(森崎のお気に入りシーン:5人で温泉に入り、語り合う場面が放映される)

森崎:バラエティ番組を私たちも十何年やっていますから、過去に5人で温泉に入ったことがあるような気もするし、初めてなのかもしれない。でも、明確に5人で、のほほんと温泉に入ったよねという感じでした。

このご時世、温泉業界もいろいろ大変だったんですけど、これは札幌の奥座敷とも言われる、定山渓温泉の鹿の湯・花もみじさんのお風呂をお借りしまして。特別な感じがありました。この時期にちゃんと5人で裸でお風呂に浸かれるのが嬉しかったんですよ。

その時の写真をメインビジュアルにもさせてもらって。それぞれの表情が良いのに、なんで音尾くんが一人、脇を隠したのか。どうしてこんなことをしたのかなと。

WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」

音尾:セクシーじゃないですか。セクシーアピールです。

大泉:隠すぐらいなら、脇を上げなきゃよかったのに。

音尾:しかし、脇を見せたい。

森崎:この『がんばれ!TEAM NACS』という企画は全編通してそうなんですけど、「お前そんなこと考えているの?」とか、「お前そんなことしていたの?」という驚きの連続なんです。いろいろ発見していて、出演している我々も楽しいなという時間でした。

森崎博之

(安田のお気に入りシーン:パンツをかぶってポージングのレッスンを受ける場面が放映される)

安田:去年の4、5月、日本全国ステイホーム中にウォーキングをするようになりまして、その途中で可愛らしい女性がピラティスのポージングをしている看板を見かけたんですね。

「何か企画ないですか?」「やりたいことないですか?」と言われて、私、『変態仮面』という映画に出演させていただいてたこともありつつ、頭にパッと浮かんだのが、その看板に出ている女性に会うこと。そして、その方にポージングを習うことで。スタッフさんがその女性インストラクターを見つけてくださって、こうしてポージングを教えてもらうという。お気に入りというより、嬉しかったことです。小さな夢が叶いました。

安田顕

(戸次のお気に入りシーン:吉田羊の熱演シーンと、胸の大きな女性がオーディションに登場したシーンが放映される)

戸次:吉田羊さんが超ノリノリで企画に参加してくださいまして。TEAM NACSのメンバーとそれぞれに仕事をすることはあるけれども、一堂に仕事をするのは初めてだったそうで、そこにやる気を見出してくださって。吉田羊さんのやる気が女帝デロリアンの登場シーンに出ていたなと思っております。2つ目のシーンは、言葉はいらないです(笑)。

大泉:まだまだあの後、面白くなりますよね。

戸次:はい。氷山の一角です。どんな面白いシーンなのかはぜひ本編でお楽しみください!

戸次重幸

(大泉のお気に入りシーン:瑛人と歌を歌うシーン)

大泉:瑛人くんが出てくれまして。瑛人くんってキャラクターもいいんですよ。もともとの台本で言うと、私が曲を作って欲しいとお願いするんだけど、お断りにされるという台本だったんですけど、なんとなく、瑛人くんは人の頼みを断れないような気がして。

曲を作って欲しいんだよねと言ったら、「あぁいいですよ」と、その場で曲を作り続ける(笑)。最終的に俺も誘って、俺に歌わせようとする(笑)。どれだけ説明してもわかってくれない人、それが瑛人くん。まぁ、その場で本当に曲を作ってくれるんですけど、即興でクオリティの高い曲をだったので、びっくりもしました。

大泉洋

(音尾のお気に入りシーン:音尾自らが高台からフライングするシーン)

音尾:トム・クルーズかと思いましたよね!素晴らしいアクションでね!私が監督を務める「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」という名作なんですけども、ドキュメンタリータッチでつくるお芝居に、初めてトライしているんですよね。どういう風にやればいいのかを模索している。僕は監督として怒っているんですけど、普段この人たちに怒る人でもないですし、言い争いをする集団でもないですし、どういうところに落とし込んでいけばいいのかな、と。お芝居の大まかなセリフはありますけども、あとは自分で補完してくしかなくて、自分で自分の中にある言葉を出すしかない。

出来上がったのを見たら、5人の関係性があってこその空気が出せていました。ここを起点にこの物語はいろんなことが起きていくんです。そのスタートとなった記念すべきシーンだと思います。

音尾琢真

ーー最後に、視聴者のみなさんに一言お願いします!

音尾:この話、果たして、我々のファンではない方が楽しめるのかと不思議ですが、フェイクドキュメンタリーということで、自分の言葉で、この5人が一人ずつと会話していかなくてはいけない中で、本音の言葉がたくさん混じっておりまして。

それを、堀切園監督が、ドキュメンタリータッチにいろいろ切り張りして使っているので、我々に興味がないという方がいらっしゃったとしても、5人組で、北海道からやってきたお芝居の集団で、25周年で、どういう歩みをしてきたかなというのを映像の端々から感じとってみることができるのではないかな。ぜひ楽しんでみてください!

大泉:音尾はファン以外楽しめるのかなと不安に感じておりますが、私は間違いなく面白いと思います。我々のファンは間違いなくどきどきしながら見れて面白いですし、我々を知らないという方でも、新しい映像世界の扉を開いてみてはいかがでしょうかと。面白いと思いますね。僕らを知らなかったとしても、劇団がいて、25周年で、何か新しいことをしようとして、そこから話が進んでいって、解散の危機に陥っていくわけですけども。そのストーリーも面白いんです。さまざまなゲストが出てきますし。

我々も今後、こういう芝居をできたら、もうちょっと賞もらえたなと思うぐらい(笑)。俺ら、(演技が)上手じゃんと思いました。それぐらい、お芝居とお芝居ではない狭間が面白い。私はファン以外にも必ず楽しんでいただけると思いますので、WOWOWに加入していただいて見ていだければと思います!

戸次:現実なのか、虚構なのか、微妙なラインをついた作品でありますけども、基本的にはフィクションでありまして。僕が一つ心配しているのは、物語進む中で解散の危機は出てくるんですけど、そこで私が原因でいろんな軋轢が生むシーンが出てくるんです。あくまでフィクションですので!本当だと思っている方はね、戸次が大嫌いになってくるシーンが出てくる(笑)。これはフィクションですと、声を大にして言いたいです。

安田:我々を介して、楽しんでいただければなと思っております。いろいろな映像を楽しむチャンネルが昨今地上波だけではなく、配信ものがありますけども、WOWOWさんは30年前からやっているパイオニアです。いろいろなコンテンツがございますので、ぜひ楽しんでいただくきっかけとしてこの番組がなれればいいなと思います。

森崎:TEAM NACSはWOWOWが大好きです!今回の企画はこれきりできないだろうなと思います。多分、続編なんてないし、そもそもあまりやりたくない(笑)。いろいろな映像をみて、メンバーの話を聞くうちに、あまり見て欲しくないなとも思っている(笑)。私は、このドキュメンタリーは、決して『プロフェッショナル』のような、人となりをさぐるドキュメンタリーではなく、『ダーウィンが来た!』のような、あまり知られてない生態の実態を暴くみたいな、そういうドキュメンタリーのカテゴリーなんじゃないかなと思うんです。

でも俺たち、それを見せたかったわけじゃないと、思い直してきました。WOWOWのことは大好きですが、『がんばれ!TEAM NACS』にいたってはそんなに見て欲しくないなというところを、最後ご挨拶にさせていただきます(笑)。

取材・文・撮影=五月女菜穂

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