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今回は、手軽に用意できる牛乳からカッテージチーズを作り、簡単でユニークなチーズケーキを作る方法をご紹介します。いろいろな材料をスーパーに買いに行かなくても、冷蔵庫にあるものだけで美味しく作れますよ。

【画像】管理栄養士おすすめのチーズケーキの作り方を写真でチェック

カッテージチーズの作り方

材料

・牛乳　400ml　(※牛乳の1/4量のチーズができます)

・レモン汁　大さじ2

ステップ①牛乳を加熱する

牛乳を鍋に入れ、中火にかけます。
ときどき木べら混ぜながら、60度まで温めましょう。

沸騰させないよう注意してください。

ステップ②凝固させる

レモン汁を加え、軽くかき混ぜながら牛乳が分離するのを待ちます。
白い固形物と透明な液体(ホエー)に分かれますよ。

※レモン汁を開封してから時間が経っている場合、酸が弱くなり固まらないことがあります。その場合は穀物酢を使ってください。

ステップ③濾過する

分離したらザルにキッチンペーパーを敷き、その上にカッテージチーズをのせてホエーを切ります。
ホエーが落ちなくなるまで待ってください。

カッテージチーズの完成

キッチンペーパーでチーズを包み、余分な水分を押し出すようにしてしっかり水切りをします。

400ccの牛乳から116gのチーズができました。

チーズケーキの作り方

材料

・卵白　2個分

・グラニュー糖　30g

・卵黄　2個分

・グラニュー糖　30g

・レモン汁　大さじ2

・カッテージチーズ　100g

・ヨーグルト　200g

・薄力粉　30g

下準備

ザルとキッチンペーパーでヨーグルトの水切りをしておいてください。
4時間ほどかかるので、前日から冷蔵庫内で水切りしておくときれいにできますよ。
元のヨーグルト量のおよそ半分になります。

手順

1. 卵白とグラニュー糖でメレンゲを作る

2. 卵黄とグラニュー糖を白っぽくなるまで混ぜ合わせる

3. カッテージチーズと水切りヨーグルトをよく練り合わせ、2と混ぜ合わせる

4. 1/3量のメレンゲを加えて混ぜ合わせ、残りをさっくりと混ぜ込む

5. 薄力粉を切り交ぜる

6. クッキングシートを敷いた型に流し、180度で30分焼く

お好みで冷凍のブルーベリーなどをのせて焼いても美味しくできます。

メレンゲを作らないレシピも

メレンゲを作るのが面倒な場合は、ベーキングパウダーを使って作るレシピもあります。
材料を混ぜ合わせたらクッキングシートを敷いた型に流し、180度で30分焼きましょう。

メレンゲから作った方がスフレになって美味しいですが、冷ませばどうしてもしぼんでしまうので、簡単に済ませたい場合はおすすめです。

牛乳から作るチーズケーキ―はヘルシー

クリームチーズや生クリームを使えばより濃厚な味に仕上げられますが、実はこのチーズケーキのほうがとってもヘルシー。

圧倒的に脂肪分が少なく、ふわっとした仕上がりになります。

自宅でチーズケーキ作りに挑戦しよう

今回ご紹介したレシピでは、美味しいチーズケーキを作る楽しさを味わえます。手作りのカッテージチーズを使うことで、一層特別な味わいを楽しめるでしょう。カッテージチーズ作りはお子さんの夏休みの自由研究にもぴったりですよ。
カッテージチーズは、サラダに加えたりトーストにのせたりしても美味しくいただけます。また、ホエーはコンソメスープやパエリア・ピラフにも使えますよ。

◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎

管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。