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【福岡で人気の焼き菓子店】行列ができる人気のパン屋が週2日だけ焼き菓子店に変身

UMAGA

モロのおやつメイン

毎日行列ができる"朝パン"の店としてUMAGAでも紹介した「モロパン」は、水曜から土曜日までの週4日間営業。しかし、実質的な店休日は日曜日のみで、月曜と火曜日は焼き菓子専門店「モロのおやつ」として営業しています。
前回「モロパン」を訪れてすっかりファンになった筆者としては、ぜひその焼き菓子も食べねばなるまいと心に決め、朝10時の開店を目指して平尾へと向かいました。

「モロパン」営業時にはびっしりとパンが並ぶカウンターの上には、香りづけに使うラム酒やグランマルニエなどの瓶とともにお菓子がゆったりとディスプレイされています。ちょうど目線の高さには、「モロのおやつの物語」と題されたストーリーが。看板や紙袋、物語はすべて福岡在住のイラストレーター・ムーさんの手によるもので、店主の諸永裕士さんが大切にしている「モロパン」の世界感を表現するのに欠かせないアイコンとなっています。

「モロのおやつの物語」に登場するイデッチとは、諸永さんの友人でフランス菓子職人の井手裕貴さん。井出さんは現在開業準備中で、その監修を受けて作っているのが「モロのおやつ」の焼き菓子です。
「パンとは勝手が違うので、まだまだ勉強中です」という諸永さんが焼いているのは、フィナンシェやマドレーヌ、ショソン(パイ)といったフランス菓子の定番といえるオーソドックスなものが中心。毎回12〜14種類ほどの焼き菓子が並びます。

焦がしバターの香りが芳ばしい「フィナンシェ」(280円)は、口に含むとしっとりした食感で、ヘーゼルナッツの風味が広がります。また、美しい焼き目の「ショソンオポム」(380円)は、サクッと口当たりの良い生地の中にリンゴのコンポートが入ったアップルパイ。時期によって「ショソンオグリオット」(チェリーパイ)や「ショソンオマロン」(マロンパイ)などのバリエーションもあります。

フランス菓子の定番としてお馴染みの「カヌレドボルドー」(340円)はラム酒を利かせてしっかりと焼き上げ、外はカリッと中はしっとりした王道の仕上がりです。また、フランス産のクリームチーズを使った「ガトーフロマージュ」(360円)は驚くほどねっとりとした濃厚な味わいで、おやつというよりワインに合わせてみたくなりますね。

カスタードプリン風に焼き上げた「エッグタルト」(240円〜)はプレーンとショコラの2種類、「スコーン」はナッツとカカオニブ、ホワイトチョコの抹茶、オレンジの紅茶の3種類のバリエーションがあり、何度か通って全品制覇したくなります。

「モロのおやつ」以外にも、不定期ながら月に2回ほど行われているのが「モロの食卓」。こちらは、地域を元気にする「新しい食のコミュニシティになれば」という諸永さんの呼びかけで、「チョコレイトバー」(欧風料理)や「トミージューニー」(韓国料理)など近隣の店から持ち寄った惣菜を販売しています。開催日は「モロパン」のインスタグラムでチェックしてみてください。

モロのおやつ
092-791-5676
営業時間 月・火曜の10:00〜14:00

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