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インフルエンザ 都筑区は警報レベル 市内最多の報告数を記録

タウンニュース

「インフルエンザ」の1月6日から12日の区別の定点当たり患者報告数

横浜市衛生研究所が1月16日に発表したインフルエンザの流行情報で、都筑区の患者報告数が市内最多を記録した。発表は、市内153カ所の医療機関から報告された市全体の患者数の平均値(定点あたりの患者報告数)をまとめたもの。1月6日から12日の1週間で、市全体の報告数が24

・95人だったのに対し、都筑区は48・29人と市内最多で、流行警報の発令基準となる30・00人を上回った。

市全体の定点あたりの患者報告数は12月中旬に、流行注意報が発令され、16日から29日にかけては、定点あたりの患者報告数が流行警報の発令基準を上回っていた。

年齢別では、15歳未満の報告が全体の52%。市内迅速診断キットの結果では、A型が99・5%、B型が0・5%だった。

入院の半数以上が高齢者

市内に4カ所ある基幹定点医療機関のインフルエンザ入院患者は、1月6日から12日が47人で、累計は351人となった。そのうち、70歳代が78人、80歳以上が124人で、全体の約58%と半数以上。次いで10歳未満が48人で、「免疫力の低い低年齢児、基礎疾患がある人の多い高齢者が重症化しやすい」と同研究所は分析している。

同研究所は、咳エチケットや正しい手洗い、不要不急の外出を控えること、人混みでのマスク着用や換気などの予防策を呼び掛けている。

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