センスあふれる店内は見ているだけで幸せになれちゃう/豊中郵便局裏の岡上の町にドライフラワーの専門店「M's dryflower(エムズドライフラワー)」がオープンしている
みなさんこんにちは、ヤマグチ@TNNです。先日読者さんからこのような情報をいただきましたよ。
豊中郵便局の隣にドライフラワーのお店が1月6日にオープンするみたいです。byrindyさん
お花屋さんにリースなどが売ってるのはたまに見かけますが、ドライフラワーの専門店って豊中市内では珍しいんじゃないでしょうか?
ということでさっそく行ってきましたよ。
地図ではこちら。
「豊中郵便局前」の交差点を北東に進んだ
豊中郵便局裏の建物の1階です。
店先にもリースやスワッグが置かれていますね。
緑の扉と合わせたであろう
車がまた良い味を出してます。
外観からすでにセンスが伝わってきますが、中にお邪魔してみましょうか。
店内はこんな感じ。
温かい色味の照明に照らされた沢山の草花が飾られたさまは
まるでジブリの世界のよう。
魔女の宅急便のキキのお母さんの調合所みたい、ステキ♪
オーナーの澤井さんにお話を伺いましたよ。
※写真右がオーナーさん。ご主人(写真左)と一緒に
――ドライフラワーの専門店って珍しいですよね。元々どこかでお店を開かれていたんでしょうか?
澤井さん
「いえ、4年ほど前からminne(ミンネ)というハンドメイドサイトで販売しています」
※ミンネで販売した作品は、新国立美術館の絵画のテーマになったり、綾野剛さん主演のドラマ『オールドルーキー』にも登場したりしてたんだって!めっちゃすごい!
澤井さん
「いつか実店舗を持ちたいと色々探していた時に、こちらの場所にたどり着きました。この物件に関わった皆さんが同じ豊中三中の出身で!不思議なご縁を感じましたね」
※元々ブティックだったんだって
そんな澤井さんのドライフラワーとの出会いは30年前。こちらのバンクシア※からだそう。
※オーストラリア原生のワイルドフラワーなんだって
澤井さん
「可愛いな、と思ってずっと飾っていたんですが、ある時自分でも作ってみたいと思いまして」
初めはドライフラワーを仕入れて作っていたそうですが、徐々に独学でお花の乾燥からするようになったんだって。
※手探りなのではじめは失敗しまくって、沢山お金を使ってしまいごめんなさいと旦那さんに謝ってらっしゃいました(笑)
澤井さん
「お花屋さんで販売しているのは”ロスフラワー”、つまり売れ残ってしまったお花を乾燥させているんですが、うちのお店では7割ほど咲いたものを乾燥させて、色をくすませず鮮やかさを保てるように工夫しています」
店内右手の棚には、今まさに乾燥中の葉が沢山吊り下げられており、ゆらゆらと風にゆられていましたよ。
※ハンギング法というんだって
アトリエも兼ねたこちらの場所で販売されているのは、ブーケやスワッグ、リースなど。
※ブーケ 5,220円(税込)
作品はどれもオリジナリティがあるんですが
甘さだけでなく、このツタの力強い感じがシックでどんなインテリアともマッチしそう。
※愛媛のキウイ農家さんから仕入れたツタ。ドライフラワー以外にもツタも大好きなんだそう
澤井さん
「1ヵ月に一度チークブラシでささっとホコリを取るだけでお手入れも簡単なので、プレゼントにもオススメですよ」
店名の「M's」は澤井さんが小学生のころ夢でお店を開いた時の屋号だったそう。
※澤井さん「あとは私と主人の名前の頭文字もMなんです」
まさに夢がかなった素敵なアトリエなんですね。
全国発送可能なオーダーもされているそうなので、素敵な贈り物や日常を彩る作品を探されている人は相談してみてはいかがでしょうか。
※お店の前にパーキングあります
澤井さん、ご主人さん、沢山お話を聞かせてくださりありがとうございました!
rindyさん、匿名希望さん、情報提供ありがとうございました!