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ヨコハマ市民まち普請事業 霧が丘の団体が1次通過 地域のたまり場を目指す〈横浜市緑区〉

タウンニュース

プランを提案するメンバー(同団体提供)

多世代、多国籍交流拠点の創出を目指す「まちとも霧が丘」が、10日に行われた「ヨコハマ市民まち普請事業」の1次コンテストを通過した。来年2月の2次コンテストに向け、提案の具体化などが進められる。

市民が主体となって行う地域の課題解決や魅力向上のための施設整備の提案に対して、支援や助成を行う横浜市独自の同事業。1次コンテストでは、市内で活動する8グループから提案があり、6グループが通過した。

緑区で通過を果たした「まちとも霧が丘」は、国際交流イベントなどを行う市民団体「KIC(霧が丘インターナショナルコミュニティ)」や子育て世代のコミュニティ作りを行う「まちプラス」、霧が丘老人クラブ連合会など、霧が丘を住みよい町にしようと活動する7団体が集まり、2019年7月に発足した。月に1回程度集まり、それぞれの団体で協力できることがないかを話し合っている。

話し合いのなかで、シニア世代や子育て世代、外国人が接点を持つ場がないことが意見として出た。霧が丘には、09年にインドのインターナショナルスクールが開校したこともあり、インド人が多く住んでいる。だが、コミュニケーション不足によるトラブルが起きていることからも、交流の場を作ることが求められていた。また、子育て世代やシニア世代もそれぞれ特有の悩みを抱える。

同団体の武藏幸恵さんは「例えば、生きがいを求めるシニアが子どもに宿題を教えてあげる。親にとっては、子育ての息抜きの時間になる。世代や国籍を問わず、交わる場があることで、お互いが助け合い、地域を盛り上げていける」と場を創出する必要性を話した。

具体的には、霧が丘の空きテナントを利用し新拠点を作る予定だ。最終の2次コンテストは来年2月。それまでの期間に、審査員や過年度に同事業で施設を整備し活動するグループとの「活動懇親会」なども行われる。市の担当者は「様々な支援を行うので、提案に磨きをかけてほしい」と期待する。また、武藏さんは「多くの人に応援されている。楽しみながら、夢を形にしていきたい」と意気込んだ。

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