『脂質は太る』はウソ?太りやすい脂と太りにくい油の違い|魚の油(EPA・DHA)がダイエットに良い理由
「脂質は摂ると太る」はウソ?カロリーは高いが太りにくい油とは
脂質の選び方で太りにくい体を
脂質は「摂ると太る」というイメージで語られますが、本当にそうなのでしょうか?
確かに、脂質はカロリーが高いのは事実です。三大栄養素のうち糖質やタンパク質が1gあたり約4kcalなのに対し、脂質は1gあたり9kcalも持っています。同じ量を摂取すると、脂質は糖質やタンパク質の倍以上のカロリーを摂ってしまうことになります。脂質を摂り過ぎれば、エネルギーとして消費できなかった分だけ体脂肪が増えてしまいます。
ただ注意したいのは、脂質のなかでも太りやすい脂質と太りにくい脂質があるということです。簡単にいってしまえば、常温で固体の脂は太りやすく、常温で液体の油は太りにくい。脂は体内でも固まって蓄積しやすいのですが、油は体内でもサラサラでエネルギーとして消費されやすい性質があります。
つまり、同じ量の脂質を摂っても、脂を摂るか油を摂るかによって太りやすさは変わってくるのです。
たとえば肉の脂身をやたらと食べれば脂質の量が控えめでも太りやすいですし、その分をEPAやDHAの豊富な魚油に替えれば逆に太りにくい体になります。
そういう意味ではリノール酸が豊富なサラダ油も太りにくい油ですが、リノール酸はいろいろな加工食品に含まれていて摂り過ぎになりやすいので注意が必要です。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』監修:守口徹