どんぐりを持ち帰ったら「犯罪」?出先でちょっと充電するのは?ふとした行動が実は…
旅先の石を拾う、出先でちょっと充電する…。
日常の何気ない行動が、実は法律に触れているかも!?
2か月連続で「日本一」の売上を記録した、今話題の「法律図鑑」を取材しました。
連載「じぶんごとニュース」
それが『それ犯罪かもしれない図鑑』。
「借りたマンガはオレのもの!」は横領罪…
「この空き家、ひみつ基地にしよう!」は潜伏の罪…
子どもの日常で起こり得る50項目について、現役弁護士が監修した法律を根拠に解説してくれる児童書。全国で17万部を売り上げています。
コーチャンフォー新川通り店で小俣麻理菜さんにその反響を聞いてみると…
「ものすごく反響がありまして、当店で、2月3月日本一の売上を記録したということで、新1年生の親御さんとか、子どもと一緒に本の中身を見て、面白そうだねって言って買っていく方が多いです」
あなたも、こんな経験はありませんか?「これって犯罪?」マチで聞いてみました。
こんな経験、ありませんか?
自然の中で、石を見つけて家に飾りたいなと拾って持って帰った経験はありますか?
小学生たちは「確かあった気がする」「毎回ジャンバーに入れてる、妹がポケットの中になんか入ってるよって見たら石だったことが何回もある」と話します。
じゃあ、それって犯罪になると思いますか?
「犯罪になる」と話す小学4年生は「自然を壊すから」と話します。
一方、「犯罪にならない」と話す小学1年生は「拾っていたときは、いいと思っていた」とのこと。
母親は「いけないことをしているって思いが子どもにはなかったので、悪にはならないんじゃないかな」と推察しました。
中学生の兄妹は…
「勝手に持って帰ったらダメじゃないかなと思って」と話す妹に対して「僕はこういうのやったことがあって。やけど犯罪だと思ったことがなくて、まあ大丈夫だと思います」と話す兄。
ちなみにどんな石を拾ったんですか?
「ちょっときれいで白っぽい石で、これ家に飾ったらカッコイイなって思うような石で」
すると父親も「いや、自然にあるものはいいんじゃないですか?罪にはならないのかなと思いますけれど」と話します。
石どころか落ち葉1枚も犯罪に…
実は、石を持ち帰ると自然公園法違反になる可能性も…。
国立公園などの特別保護地区では罪になるんです!
落ち葉や枝、どんぐりなどの木の実や種も持ち帰ることはできません!
丸見えの答え…カンニング?
お友だちのテストの解答がまる見え。それをカンニングしてしまうと…これって犯罪?
「なる」と話してくれた小学生は「だってカンニングやったらテストやる意味ないし」との答え。
「犯罪にはならないと思う、学校ではダメだと思うけれど」という中学生も。
「生涯に関係してくるテストとかだったら、犯罪だと思います」といった回答もありました。
親世代でも「高校入試とか大学入試とかだと犯罪になるんじゃないですかね」と答えてくれましたが、正解は…?
学校のテストの場合は罪にならない?
実は、学校のテストでよい結果を残したいとカンニングするのは、罪にならない場合が多いんです。
ただし、スマホで問題文を撮影して外部に送信するなど、悪質なカンニング行為は罪に問われることも。
過去の大学入試で摘発された例もあり、50万円以下の罰金が科されることも…。
身近でうっかり…「子どものころにあった」
身近な出来事のなかにも、知らず知らずのうちにうっかり法律に触れているなんてことが、こんな例から見てもありそう…?
HBCテレビ今日ドキッ!のスタジオでもそんな体験談も語られました。
コメンテーターの井田芙美子さんは自身でも「学校の行き帰りで松ぼっくりとかお花とか持って帰ったりしたことはありましたよね」と話します。
「それが保護区とか自然公園の中だった場合、罪になる可能性があるということね。知識をきちんともっておくことは大事ですね」
また、コメンテーターの鶴岡慎也さんも「僕も子どもの頃、石とか持ち帰った記憶があるので、あれが国定公園だったらダメだったってことですもんね」と話します。
特別保護地区などでは、石などを持ち帰ると罪になります。
例えば、北海道であれば知床や大雪山国立公園などです。
お出かけで公園にいくことがあるとしたら気をつけてくださいね。
こんな場合は罪になる?
Q)スマホの充電のため無断で電気を使うのは?
「この動画おもしろい!あ、スマホのバッテリーがあと3%しかない…コンセント、コンセント…あ、よしよし、充電しちゃお~!」
答えは…
充電のために電気を使うのはダメです。
無断で電気を使うのは窃盗罪。例えば、トイレのコンセントやそうじ用のコンセントも同じです。窃盗罪になると、10年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金の可能性があるんです。
Q)SNSに無断で友人などの画像をあげるのは?
「ねぇねぇ、せっかくだから写真撮ろう!ハイチーズ!パシャ。かわいく撮れているし、これSNSにアップしちゃお~!」
答えは…
友達や知り合いが写っている写真を無断でネットにあげるのは、ダメです。
無断でアップすると、肖像権の侵害になるんです。それによって、名誉棄損罪として罪に問われる可能性があります。
こちらの例についてコメンテーターの鶴岡慎也さんからは「僕も『写真撮ってください』と言われて撮って載せられていることもあるんで。それはどうなんでしょうね」と疑問が。
やはり一言聞いてもらいたいですよね。
コメンテーターの井田芙美子さんは「特に子どもたちの写真はやっぱり危ないので絶対に勝手に載せないようにしていますよね。そういう意識を持つこと大事ですね」と話していました。
この児童書の出版社の方は「笑って読める工夫もたっぷり施しました、社会をたくましく生き抜いていくためのパワーアップアイテム、くらいの気持ちで楽しく読んでいただけたら」と話しています。
お子さんと一緒に皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年5月1日)の情報に基づきます。