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風間俊介らが出演、こまつ座新作はルイス・フロイスを題材に長田育恵が書き下ろす完全オリジナル 演出は栗山民也

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風間俊介

2025年3月紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、こまつ座 第153回公演『フロイス-その死、書き残さず-』が上演されることが決定した。

本作は、戦国時代の日本で活躍した宣教師ルイス・フロイスを題材に、劇作家・長田育恵が書き下ろす完全オリジナル作品。フロイスを題材にした作品には、1983年に井上ひさしがNHKラジオドラマとして書いた『わが友フロイス』があるフロイスと彼を取り巻く人々との間に交わされた書簡をもとに、 フロイスの悩みや生涯、宗教観、彼の生きた時代を著した骨太の評伝作品だ。

1563年、日本におけるキリスト教布教の命を受け長崎にやってきたルイス・フロイス。そのころの日本は内乱の続く、世にいう戦国時代。フロイスは持ち前の文才と語学的才能、豊富な記憶力を武器に、織田信長にも対面し布教の許可状をもらうなど宣教活動に努めた。また布教するにあたっての日本の出来事を熱心に本国、またイエスズ会本部に報告した。その功績を買われ、後に、現在も当時の日本を知る資料となっている『日本史』を執筆している。信長の死後、秀吉によるキリシタン弾圧が始まった直後、「二十六聖人殉教事件」を最後の報告とし、長崎の教会で没した。『わが友フロイス』は、フロイスが、早くは両親に、またイエスズ会入会以降は、宣教活動先からいまでいうところの上司や同僚へ宛てた報告書と、それぞれの書簡を受け取った人々から届く返信から成っている。

本作は、『わが友フロイス』と同じフロイスの題材を、井上ひさしに師事し、現代演劇界で才能を発揮している劇作家・長田育恵が書き下ろす完全新作。演出は栗山民也、出演者には、こまつ座初参加となる風間俊介のほか、川床明日香、釆澤靖起、久保酎吉、増子倭文江、戸次重幸を迎える。

風間俊介

川床明日香

釆澤靖起

久保酎吉

増子倭文江

戸次重幸

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