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NFL2020シーズン 新たにチームを率いる5人の指揮官たち

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ダラス・カウボーイズのマイク・マッカーシーヘッドコーチⒸゲッティイメージズ

新たに就任した5人の指揮官たち

NFLはスーパーボウルを終え、長いオフシーズンへと突入した。しかし既に来シーズンに向けたチーム作りは始まっていて、5人のヘッドコーチが新たにチームの指揮を執ることが決まっている。その5人を今回は紹介していこう。

マット・ルール【カロライナ・パンサーズ】

ベイラー大学を3年間率い、昨シーズンはチームをAPランク13位にまで押し上げたマット・ルールは、2020年NFLでの初めてのシーズンに臨む。CBSスポーツの記事によると、ルールはパンサーズと、7年間で最高77億円にも達する契約を交わしたという。これはNFL全体で6番目に高額の契約であり、いかにパンサーズが彼に高い期待をかけているのかを窺い知ることができる。

コーチ陣の組閣もほぼ完了し、新シーズンへの準備を着々と進めているルールだが、パンサーズでの最初の仕事として重要な決断を下す必要がある。それはエースクオーターバック(QB)を誰にするのかということだ。

ルールは就任後すぐに、昨年怪我で殆どプレーしなかった2015年のリーグMVP、カム・ニュートンと面談をした。だが、その後エースQBを誰にするのか、という質問に明確に答えてはいない。昨年前半可能性を見せた3年目になるカイル・アレン、そして昨年のドラフト3巡指名ウィル・グリア―もいる。彼が目指すチームの骨格は、その決断以降に見えてくるだろう。

ケビン・ステファンスキー【クリーブランド・ブラウンズ】

昨シーズン前にも、クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ就任が噂されたケビン・ステファンスキーだが、1年後の実現となった。初のヘッドコーチ職であり、コーチ経験もそれほど長くないが、昨年ミネソタ・バイキングスで彼が見せたリーグ6位のラン攻撃こそが、ブラウンズの未来だと判断されたということになる。

ステファンスキーは、就任後すぐにチームのエースワイドレシーバー、オデル・ベッカム・ジュニアと面談をしていて、選手たちの新体制への取り込みにも余念がない。不安材料は、今まで2年以上ヘッドコーチに猶予を与えたことがない現オーナー、ジミー・ハスラムの忍耐力だろうか。

マイク・マッカーシー【ダラス・カウボーイズ】

グリーンベイ・パッカーズで13年間にわたって指揮を執り、レギュラーシーズン通算125勝77敗。スーパーボウルを勝利し、負け越したシーズンは僅か3度という素晴らしい成績を残した名将マイク・マッカーシーが、1年の時を経て再びNFLの舞台に戻って来た。

パッカーズと同じくNFCの伝統あるチーム、ダラス・カウボーイズを率いることになるわけだが、グリーンベイという小さな田舎町とは違い、ダラスは大都市である。そしてカウボーイズは「アメリカズ・チーム」と呼ばれるNFL屈指の人気球団だ。彼は今まで以上に大きなプレッシャーを、ファンやマスコミから受けることになる。その中でマッカーシーは、パッカーズ時代同様の結果が果たして残せるのか?

ジョー・ジャッジ【ニューヨーク・ジャイアンツ】

新しく就任した5人の中で、もっとも意外な人選だったのが、このジョー・ジャッジである。何故なら、彼にはスペシャルチームコーチとしての経験以外、主要なコーチ経験が殆どないからだ。このようなキャリアでNFLのヘッドコーチに上り詰める者は、ボルチモア・レイブンズの名将ジョン・ハーボーぐらいで、ほとんどいないと言っていい。

ジャッジが第2のハーボーになれるのかはわからないが、彼のコーチングキャリアで特筆すべきは常に勝者のチームにいた、ということだ。NCAA最強チーム、アラバマ大学で3年間を過ごし、その後NFL最強チーム、ニューイングランド・ペイトリオッツで8年間コーチを務めた。その「勝者のメンタリティー」が息づいているのならば、きっと浅いコーチ経験をカバーできるだろう。

ロン・リベラ【ワシントン・レッドスキンズ】

昨シーズン途中、成績不振でカロライナ・パンサーズを解雇されたロン・リベラ。だが、2013年から2015年まで3年連続でNFC南地区を制し、1度はスーパーボウルにも出場した実績から、2020シーズンはワシントン・レッドスキンズの指揮を執ることとなった。解雇ではあるが、昨シーズン、パンサーズではエースQBニュートンの怪我があったため、成績に情状酌量の余地がある。

ただ近年のパンサーズは、リベラが専門とする守備が不安定で、成績にも影響を及ぼしていた。昨シーズン、レッドスキンズの守備は27位と低迷。リベラに期待されているのは、その守備の再建である。かつてのパンサーズのような強力守備が再現できれば、彼はレッドスキンズで再び長期政権を築くことになるだろう。

記事:末吉琢磨

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